“をさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヲサ
語句割合
納19.6%
長10.6%
幼8.0%
治7.5%
修7.0%
收6.0%
梭6.0%
蔵4.5%
収4.5%
筬4.5%
藏4.0%
斂2.0%
歛1.5%
脩1.5%
戢1.5%
理1.5%
攻1.0%
修理0.5%
葬0.5%
調0.5%
他0.5%
保正0.5%
埋0.5%
小箭0.5%
抑0.5%
押0.5%
攝0.5%
教0.5%
為0.5%
稚0.5%
経綸0.5%
莞0.5%
薀0.5%
譯0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日(よくじつ)は別當(べつたう)の好意(かうい)で、玄竹(げんちく)は藥箱(くすりばこ)を葵(あふひ)の紋(もん)の附(つ)いた兩掛(りやうが)けに納(をさ)め、『多田院御用(ただのゐんごよう)』の札(ふだ)を、兩掛(りやうがけ)けの前(まへ)の方(はう)の蓋(ふた)に立(た)てて貰(もら)つた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
盡しけるに母も父が七回忌(くわいき)に當(あた)る年(とし)病死なしければ傳吉の愁傷(しうしよう)大方ならず且(かつ)親類(しんるゐ)は只當村(たうむら)の長(をさ)上臺憑司(かみだいひようじ)而已(のみ)なれ共是は傳吉の不如意を忌(きら)ひ出入を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
姉(あね)に妹(いもと)に數多(かずおほ)き同胞(はらから)をこして肩(かた)ぬひ揚(あ)げの幼(をさ)なだちより、いで若紫(わかむらさき)ゆく末(すゑ)はと寄(よ)する心(こヽろ)の人々(ひと/″\)も多(おほ)かりしが、空(むな)しく二八の春(はる)もすぎて今歳(ことし)廿(はたち)のいたづら臥(ぶし)
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
起(き)曰(いは)く、『百官(くわん)を治(をさ)め、萬民(ばんみん)を親(した)しましめ、(九一)府庫(ふこ)を實(み)たすは、子(し)、起(き)に孰(いづ)れぞ』と。文(ぶん)曰(いは)く、『子(し)に如(し)かず』と。
弟子はテクニイクを修(をさ)めた後、勿論独立しても差支ない。が、或は二代目、三代目と襲名(しふめい)することも出来るであらう。
さて話(はなし)は前(まへ)に戻(もど)り古墳(こふん)の中(なか)には、どういふものが埋(うづ)められてゐるかと申(まを)しますと、石棺(せきかん)あるひは石室(せきしつ)の中(なか)、死體(したい)を收(をさ)めてあつた所(ところ)
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
その板の間の片隅に機(はた)が置いてありました。私が表の方から古い大きな門を入つて玄關前の庭に遊んで居りますと、母が障子の影に腰掛けて錯々(せつせ)と梭(をさ)の音をさせたものでした。
武士たるもの二〇漫(みだり)にあつかふべからず。かならず貯(たくは)へ蔵(をさ)むべきなり。你(なんぢ)賤(いや)しき身の分限(ぶげん)に過ぎたる財(たから)を得たるは二一嗚呼(をこ)の事(わざ)なり。
呼息(いき)より外(ほか)に現實(げんじつ)世界(せかい)と交通(かうつう)のない樣(やう)に思(おも)はれる深(ふか)い眠(ねむり)も朝(あさ)見(み)た通(とほ)りであつた。凡(すべ)てが今朝(けさ)出掛(でがけ)に頭(あたま)の中(なか)へ収(をさ)めて行(い)つた光景(くわうけい)と少(すこ)しも變(かは)つてゐなかつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
きさらぎや多摩の山方(やまかた)、まだ寒き障子(あかりど)の内、人影の、手に織る機の、ていほろよ筬(をさ)うつらしき。立ちどまり、うつらに聴けばからりこよ、杼(ひ)の鳴るらしき。
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
聖(ひじり)訓(さと)していひけるは、汝が聞けるおのが凶事を記憶に藏(をさ)めよ、またいま心をわが言にそゝげ、かくいひて指を擧げたり 一二七—一二九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
その歌は不撓の氣力を題とせんといひき。雛等は巣立せり。一隻は翅(はね)を近き巖の頂に斂(をさ)めて、晴れたる空の日を凝矚(ぎようしよく)すること、其光のあらん限を吸ひ取らんと欲する如くなりき。
殯(あらき)の宮に歛(をさ)めしより
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
襄と平八郎と交を訂せしは蓋し襄の晩年に在り、当時平八郎年壮にして気鋭、陽明の学を脩(をさ)めて議論風生ず、而して襄は未だ嘗て之と学術を論ぜしことあらざりき。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
今までヱネチアへ、ヱネチアへと呼びし意欲は俄に迹(あと)を戢(をさ)めて、一種の言ふべからざる羞慚(しうざん)の情生じ、人の汝は何故に復た來れると問はゞ、辭の答ふべきなからんと氣遣ふやうになりぬ。
貫一はこの絵を看(み)る如き清穏(せいおん)の風景に値(あ)ひて、かの途上(みちすがら)険(けはし)き巌(いはほ)と峻(さかし)き流との為に幾度(いくたび)か魂(こん)飛び肉銷(にくしよう)して、理(をさ)むる方(かた)無く掻乱(かきみだ)されし胸の内は靄然(あいぜん)として頓(とみ)に和(やはら)ぎ、恍然(こうぜん)として総(すべ)て忘れたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
一大事であるが、お前方(まへがた)はどう身を処置するか承知したいと云つたのだ。己(おれ)は一大事とは何事か問うて見た。先生はざつとこんな事を説かれた。我々は平生良知(りやうち)の学を攻(をさ)めてゐる。あれは根本の教(をしへ)だ。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ここに天つ神諸(もろもろ)の命(みこと)以(も)ちて一、伊耶那岐(いざなぎ)の命伊耶那美(いざなみ)の命の二柱の神に詔(の)りたまひて、この漂へる國を修理(をさ)め固め成せと、天(あめ)の沼矛(ぬぼこ)を賜ひて、言依(ことよ)さしたまひき二。
御寢(みね)ませる時に、御夢に覺(さと)してのりたまはく、「我が宮を、天皇(おほきみ)の御舍(みあらか)のごと修理(をさ)めたまはば、御子かならずま言(ごと)とはむ」とかく覺したまふ時に、太卜(ふとまに)に占(うら)へて六
またその大后(おほきさき)比婆須(ひばす)比賣の命の時、石祝作(いしきつくり)六を定め、また土師部(はにしべ)を定めたまひき。この后は狹木(さき)の寺間(てらま)の陵七に葬(をさ)めまつりき。
かれその大山守の命の骨は、那良(なら)山に葬(をさ)めき。この大山守の命は土形(ひぢかた)の君、幣岐(へき)の君、榛原(はりはら)の君等が祖なり。
三二一 調(をさ)められたる(象は人是を)戰場に導き、調められたる(象)は王の乘る所となる。能く(自ら)調めて誹謗を忍ぶは人中の最上なり。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一五九 他に誨ゆる如く自ら剋修すべし、(自ら)善く調(をさ)めて而して後能く(他を)調む、己を調むるは實に難し。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御子沼名倉太玉敷(ぬなくらふとたましき)の命一、他(をさ)田の宮二にましまして、一十四歳(とをまりよとせ)、天の下治らしめしき。
父君の前をもよきにいひなし給へといふ。太郎眉(まゆ)を顰(ひそ)めて、あやし、此の国の守(かみ)の下司(したづかさ)に県(あがた)の何某(なにがし)と云ふ人を聞かず。我が家一六〇保正(をさ)なればさる人の亡(なくな)り給ひしを聞えぬ事あらじを。
辛未(かのとひつじ)、皇太子、使を遣(また)して飢者を視しむ。使者還(かへ)り来て曰く、飢者既に死(まか)りぬ。爰(ここ)に皇太子大(おほい)に之(これ)を悲しみ、則ち囚(よ)りて以て当処(そのところ)に葬(ほふり)埋(をさ)めしむ。墓(つか)固(つき)封(かた)む。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「荒男(あらしを)のい小箭(をさ)手挾(たばさ)み向ひ立ちかなる間(ま)しづみ出でてと我(あ)が来る」(巻二十・四四三〇)は「昔年(さきつとし)の防人(さきもり)の歌」とことわってあるが、此歌にも、「かなる間しづみ」という語が入っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
やはらかい乳房の男の胸を抑(をさ)へつけるやうな……
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
頭痛(づゝう)を押(をさ)へて思案(しあん)に暮(く)れるもあり、あゝ今日(けふ)は盆(ぼん)の十六日だ、お焔魔樣(ゑんまさま)へのお祭(まい)りに連(つ)れ立(だ)つて通(とほ)る子供達(こどもたち)の奇麗(きれい)な着物(きもの)きて小遣(こづか)ひもらつて嬉(うれ)しさうな顏(かほ)してゆくは
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
晏子(あんし)(五〇)戄然(くわくぜん)として衣冠(いくわん)を(五一)攝(をさ)め、謝(しや)して曰(いは)く、『嬰(えい)、不仁(ふじん)と雖(いへど)も、子(し)を厄(やく)に免(まぬか)れしむ。何(なん)ぞ子(し)絶(た)つを求(もと)むるの速(すみや)かなるや』と。石父(せきほ)曰(いは)く、『然(しか)らず。 ...
今(いま)ぢや教(をさ)つてつから餓鬼奴等(がきめら)まで赤(せき)れえ病(びやう)だなんて知(し)つてんが、俺(お)ら壯(さかり)の頃(ころ)あ何(なん)でも疫病(やくびやう)と覺(おべ)えてたのがんだから、なあ卯平(うへい)、此(こ)ツ等(ら)もそん時(とき)やつたから知(し)つてらな
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
破産不為家(産を破り家を為(をさ)めず)
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
無意味な琴の音の稚(をさ)なびた Sentiment は
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
是れまことに天、朕が不叡(をさなく)、且つ国の不平(みだれ)たるを愍(あはれ)みたまひて、天業(あまつひつぎ)を経綸(をさ)め宗廟(くにいへ)を絶たざらしめたまふか
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
そして魔性の女の多い事、町中を色糸の莞(をさ)のやうに人の心を時めかし織つて歩るいてる。神社のある台の右側の方は静かだ。納まつた貴族的な宿屋が二三軒並んでる。
坊つちやん「遺蹟めぐり」 (新字旧仮名) / 岡本一平(著)
〔譯〕英氣は是れ天地精英(せいえい)の氣なり。聖人は之を内に薀(をさ)めて、肯(あへ)て諸(これ)を外に露(あら)はさず。賢者は則ち時時之を露(あら)はす。自餘(じよ)豪傑の士は、全然之を露(あら)はす。
日浮びて暉(ひかり)を重ね、雲散りて烟(かす)まず。柯(えだ)を連ね穗を并(あ)はす瑞(しるし)、史(ふみひと)は書(しる)すことを絶たず、烽(とぶひ)を列ね、譯(をさ)を重ぬる貢(みつき)、府(みくら)に空しき月無し。名は文命よりも高く、徳は天乙に冠(まさ)れりと謂ひつべし。