“薀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うん33.3%
つゝ33.3%
をさ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……菜大根、茄子(なすび)などは料理に醤油(したじ)が費(つい)え、だという倹約で、葱(ねぶか)、韮(にら)、大蒜(にんにく)、辣薤(らっきょう)と申す五薀(うん)の類(たぐい)を、空地(あきち)中に、植え込んで、塩で弁ずるのでございまして。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
大空の嘉光は薀(つゝ)み蔽はれて、陰鬱の氣は瀾一瀾に乘りて流れ來り、霧愁ひ、風悲んで、水と天とは憂苦に疲れ萎えたる體の自ら支ふる能はざる如くに、互に力無き身を寄せ合ひ靠(もた)らせ合ひて
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
〔譯〕英氣は是れ天地精英(せいえい)の氣なり。聖人は之を内に薀(をさ)めて、肯(あへ)て諸(これ)を外に露(あら)はさず。賢者は則ち時時之を露(あら)はす。自餘(じよ)豪傑の士は、全然之を露(あら)はす。