“しゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シユ
語句割合
朱28.0%
主27.4%
種23.8%
衆8.5%
酒1.8%
首1.8%
趣1.2%
守0.6%
誣0.6%
修0.6%
手0.6%
朱塗0.6%
染0.6%
株0.6%
汁0.6%
炷0.6%
罔0.6%
脂油0.6%
腫0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掛(かけ)乘物(のりもの)の上下には朱(しゆ)の爪折傘(つまをりがさ)二本を指掛(さしかけ)簑箱(みのばこ)一ツ虎皮の鞍覆たる引馬一疋豹(へう)の皮の鞍覆たる馬一疋黒天鵞絨(くろびろうど)に白く葵の紋を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其(その)理由は接吻に不便だと云ふのが主(しゆ)で、装飾としても野蛮時代の遺風であり、又寧(むし)ろ之(これ)あるが為に男を醜くして居ると云ふのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
爭(あらそ)ひ將棋(せうき)に敗(やぶ)れて血(ち)を吐(は)いて死ぬなどは一種(しゆ)の悲壯(ひそう)美を感(かん)じさせるが、迂濶(うくわつ)に死ぬ事も出來ないであらう現(げん)代の專(せん)門棋士(きし)は平凡(ぼん)に
五十人(ごじふにん)、八十人(はちじふにん)、百何人(ひやくなんにん)、ひとかたまりの若(わか)い衆(しゆ)の顏(かほ)は、目(め)が据(すわ)り、色(いろ)は血走(ちばし)り、脣(くちびる)は青(あを)く成(な)つて、前向(まへむ)き、横向(よこむ)き、うしろ向(むき)。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
レニンは、“Die Religion ist Opium für das Volk.”と書いて、さて、宗教といふものは下等なフーゼル酒(しゆ)のやうなものだ。
日本大地震 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
就中(なかんづく)、河間(かかん)王深(わうしん)の居邸(きよてい)、結構(けつこう)華麗(くわれい)、其(そ)の首(しゆ)たるものにして、然(しか)も高陽王(かうやうわう)と華(くわ)を競(きそ)ひ、文柏堂(ぶんはくだう)を造營(ざうえい)す、莊(さかん)なること帝居(ていきよ)徽音殿(きおんでん)と相齊(あひひと)し、清水(しみづ)の井(ゐ)に玉轆轤(ぎよくろくろ)を置(お)き、黄金(わうごん)の瓶(つるべ)を釣(つ)るに
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
今出川菜つみ流ししおもひでや趣(しゆ)なき此日を忌む頻なる
短歌 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
... 若(も)し君(きみ)、徳(とく)を修(をさ)めずんば(八六)舟中(しうちう)の人(ひと)盡(ことごと)く敵國(てきこく)たらん』と。武矦(ぶこう)曰(いは)く『善(よ)し』と。(八七)即(すなは)ち呉起(ごき)を封(ほう)じて西河(せいが)の守(しゆ)と爲(な)す。甚(はなは)だ(八八)聲名(せいめい)有(あ)り。
文矦(ぶんこう)、呉起(ごき)が善(よ)く兵(へい)を用(もち)ひ・(七五)廉平(れんぺい)にして能(のう)を盡(つく)し士(し)の心(こころ)を得(え)たるを以(もつ)て、乃(すなは)ち以(もつ)て西河(せいが)の守(しゆ)と爲(な)し、以(もつ)て秦(しん)・韓(かん)を拒(ふせ)がしむ。魏(ぎ)の文矦(ぶんこう)既(すで)に卒(しゆつ)す。起(き)、其子(そのこ)武矦(ぶこう)に事(つか)ふ。
かゝることばを山にてつかはざれば山神の祟(たゝ)りたまふといふは信(うけ)がたけれど、神の㕝は人慮(じんりよ)をもてかろ/\しく誣(しゆ)べからざる物をや。
我(わ)が若かりし時水村(すゐそん)の一農夫(のうふ)、寒あけて后(のち)獺(かはをそ)のとりたる鮏(さけ)を奪(うば)ひ、これを喰(くら)ひて熱(ねつ)になやみ、三日にして死たる事あり、さればたゝりあるといふ口碑(かうひ)の説(せつ)も誣(しゆ)べからず。
護摩壇(ごまだん)に向(むか)つて、髯(ひげ)髪(かみ)も蓬(おどろ)に、針(はり)の如(ごと)く逆立(さかだ)ち、あばら骨(ぼね)白(しろ)く、吐(つ)く息(いき)も黒煙(くろけむり)の中(なか)に、夜叉(やしや)羅刹(らせつ)を呼(よ)んで、逆法(ぎやくはふ)を修(しゆ)する呪詛(のろひ)の僧(そう)の挙動(ふるまい)には似(に)べくもない、が、我(われ)ながら銀(ぎん)の鍋(なべ)で、ものを煮(に)る
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
昔は姜度(きやうと)の子(こ)を誕(たん)するや、李林甫(りりんぼ)手(しゆ)書を作つて曰(いはく)、聞く、弄麞(ろうしやう)の喜(よろこび)ありと。客之を視て口を掩(おほ)ふ。蓋し林甫(りんぽ)の璋字(しやうじ)を誤つて、麞字(しやうじ)を書せるを笑へるなり。
後園の花二枝三枝剪(はさ)んで床の眺めにせんと、境内彼方此方逍遥されし朗圓上人、木蘭色(もくらんじき)の無垢を着て左の手に女郎花桔梗、右の手に朱塗(しゆ)の把りの鋏持たせられしまゝ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
『大分世帯に染(しゆ)んでるらしい目立つ鹿の子の油垢』
斑鳩物語 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
併し此女がどれ丈僕の死に影響してゐるかと云ふと、それは真に道の上の一塊(くわい)の石、風景の中の一株(しゆ)の樹より大(だい)なる影響を与へてはゐない。
不可説 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
汝(な)が唇(くち)は木(こ)の実(み)の紅(あけ)に没薬(もつやく)の汁(しゆ)滴(したた)らす。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
茶、香(かう)、十炷(しゆ)の寄合(よりあひ)や
古語(こご)に曰く君子は欺(あざむ)くべし罔(しゆ)べからずとは宜(むべ)なる哉(かな)都(すべ)て奸佞(かんねい)の者に欺かるゝは己(おのれ)が心の正直(しやうぢき)より欺かさるゝものなり實(じつ)に其人にして爲(なす)而已(のみ)其の欺(あざむ)く者は論ず可(べか)らず其才(さい)不才(ふさい)に依るにあらざるか爰に伊勢屋五兵衞の養子千太郎は父の病中を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
またこれを巨きな乳の流れと考えるならもっと天の川とよく似ています。つまりその星はみな、乳のなかにまるで細かにうかんでいる脂油(しゆ)の球にもあたるのです。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
林氣𤸇(りう)多く、木氣傴(く)多く、岸下の氣腫(しゆ)多く、石氣力多く、嶮岨の氣癭(えい)多く、谷氣痺(ひ)多く、丘氣狂多く、陵氣貪(たん)多く、衍氣仁多く、暑氣夭(えう)多く、寒氣壽多くなどと説いて居る。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)