『日本名婦伝(にほんめいふでん):静御前(しずかごぜん)』
義経はもろ肌を脱いで、小冠者に、背なかの灸をすえさせていた。 やや離れて、広縁をうしろにし、じっと、先刻から手をつかえているのは、夫人の静の前であった。 八月の真昼である。 六条室町の町中とは思えぬほど、館は木々に囲まれている。照り映える青 …
作品に特徴的な語句
何処(イズコ) 重(がさ) 攫(さろ) 許(こと) 灸(や) 放(か) 庇(かくま) 八月(やつき) 容貌(かおだち) 夫人(おくがた) 新(しん) 忍(にん) 女(め) 兄弟(はらから) 緒(しょ) 纒頭(はなむけ) 老(お) 遮(しゃ) 強(た) 夫(つま) 獄舎(ごくしゃ) 牛車(くるま) 父(ちち) 無(む) 異(い) 伴(ともな) 侍(かしず) 顫(わなな) 俯(う) 果(は) 冷(ひ) 簾(れん) 前提(まえお) 厳(きび) 耐(た) 襲(よ) 墓標(しるし) 瑤々(ゆらゆら) 潜(ひそ) 清経(きょつね) 沸(たぎ) 真紅(しんく) 母様(かあさま) 此方(こなた) 欣(うれ) 確(しか) 東側(ひがしわき) 箭(せん) 築地(ついじ) 旗下(きか) 新宮(しんぐうの) 散々(ちりぢり) 純(じゅん) 細(こま) 掻抱(かきいだ) 捕(とら) 愚(おろ) 情(じょう) 腕(かいな) 恍惚(うっとり) 怨(うらみ) 怒(いか) 落人(おちゅうど) 床(ゆか) 覚(おぼ) 婦道(みさお) 賤(しず) 大物(だいもつ) 吐(は) 郎(ろう) 足跡(そくせき) 匿(かくま) 遇(ぐう) 通(かよ) 雨乞(あまご) 乳(ちち) 馳(か) 命(めい) 顫(おのの) 執(しつ) 革(かわ) 鎧(よろ) 唇(くち) 鞍馬(くらま) 経宗(つねむね) 鞍(くら) 磯(いそ) 禅師(ぜんじ) 立退(たちの) 笠(かさ) 築土(ついじ) 雑色(ぞうしき) 繞(めぐ) 陣痛(じんつう) 隔(へだ) 障(さわ) 粮米(ろうまい) 粛然(しゅくぜん) 簾中(れんちゅう) 篤(とく)
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