“腕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うで50.1%
かいな29.2%
かひな17.4%
て2.6%
ただむき0.3%
たゞむき0.3%
わん0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あの面(つら)に、げんこつをくらわせることはなんでもない。だが、己(おれ)が、腕(うで)に力(ちから)をいれて打(う)ったら、あの顔(かお)が欠(か)けてしまいはせぬか?」
からす (新字新仮名) / 小川未明(著)
ただ一呑(ひとのみ)と屏風倒(びょうぶだおし)に頽(くず)れんずる凄(すさま)じさに、剛気(ごうき)の船子(ふなこ)も啊呀(あなや)と驚き、腕(かいな)の力を失う隙(ひま)に、艫(へさき)はくるりと波に曳(ひか)れて、船は危(あやう)く傾(かたぶ)きぬ。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(こはその母これをキロネより奪ひ、己が腕(かひな)にねむれる間にシロに移せし時の事なり、その後かのギリシア人(びと)これにかしこを離れしむ)
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
私は説明を続けようとしてふと若い男の方を見ると、彼は自席のところに倚(よ)りかかって窓の外へ腕(て)をぶら垂(さ)げたまま、真蒼な顔をしていた。
腕(たゞむき)白きヘーレーの神女ダナオイ軍兵の 55
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
ころも、腕(わん)に至り、毛脛(けずね)が濡(ぬ)れる。
流行暗殺節 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)