『ゆく雲(ゆくくも)』
酒折の宮、山梨の岡、塩山、裂石、さし手の名も都人の耳に聞きなれぬは、小仏ささ子の難処を越して猿橋のながれに眩めき、鶴瀬、駒飼見るほどの里もなきに、勝沼の町とても東京にての場末ぞかし、甲府はさすがに大厦高楼、躑躅が崎の城跡など見る処のありとは …
作品に特徴的な語句
生(おひ) 候(さうら) 自(うぬ) 上(う) 中(ぢう) 家中(うちじう) 背負(せよは) 眩(めくる) 東京(ここ) 醜(わ) 私(わた) 仰向(あほの) 状(ぶみ) 仰(おほ) 白粉(をしろい) 仰(おつ) 饒舌(おしやべり) 御前(ごぜ) 故郷(こきよう) 内儀(つま) 容貌(きりよう) 正(しよう) 持(もた) 思(おもふ) 住居(ずまゐ) 顔(がほ) 頬(ほう) 出(いづ) 切(せ) 幸福(しやわせ) 随(した) 曳(びき) 納(おさめ) 自(おのづか) 境界(けうがい) 睡(ねぶ) 亡(う) 衛(ゑ) 無情(つれなし) 尊(たつと) 良人(おつと) 憐(あは) 万(よろづ) 愁(つ) 放蕩(ほうたう) 出(いで) 斗(はか) 訪問(おとづれ) 笑(ゑ) 平常(つね) 父様(ととさま) 可愛(かわゆ) 可笑(をかし) 結髪(いひなづけ) 都人(ここびと) 遊(あそば) 宵々(よひよひ) 辱(かたじ) 大(おほ) 子(ご) 夫婦(めをと) 石鹸(しやぼん) 我意(わがまま) 悪戯(いたづら) 故(せい) 御墓(おんはか) 草鞋(わらんじ) 親父(とつ) 解(げ) 暫時(しばし) 年々(としどし) 誰(た) 柔和(おとな) 柵(しがら) 家(や) 宜(い) 植(うゑ) 耻(はぢ) 生涯(せうがい) 面(めん) 到底(とても) 前(ぜん) 種々(さまざま) 難処(なんじよ) 僅(わづ) 飛鳥(とぶとり) 狂気(きちがひ) 甲斐(かひ) 作(さく) 何故(なにゆゑ) 躰(てい) 羨(うら) 魚(うを) 了簡(りようけん) 長(たけ) 蹈(ふむ) 鉄(かね) 絆(ほだし) 真実(まこと) 研(みが)
題名が同じ作品
ゆく雲 (旧字旧仮名)/ 樋口一葉 (著)
ゆく雲 (旧字旧仮名)/ 樋口一葉 (著)