『花間文字(かかんもじ)』
晩唐一代の名家、韓昌黎に、一人の猶子韓湘あり。江淮より迎へて昌黎其の館に養ひぬ。猶子年少うして白皙、容姿恰も婦人の如し。然も其の行ひ放逸にして、聊も學ぶことをせず。學院に遣はして子弟に件はしむれば、愚なるが故に同窓に辱めらる。更に街西の僧院 …
作品に特徴的な語句
香(かぐは) 前(すゝ) 長(ちやう) 辱(はづかし) 正(たゞし) 彈(たん) 微笑(びせう) 件(ともな) 朶(はなびら) 言(ものい) 解(かい) 汝(なんぢ) 一簇(いつそう) 書(しよ) 調(てう) 欲(ほつ) 藏(ざう) 公(きみ) 分明(ぶんみやう) 則(すなはち) 後(おく) 食(くら) 掌(たなそこ) 家(いへ) 乃(すなはち) 旬(じゆん) 朝(てう) 逡巡(しゆんじゆん) 夕陽(せきやう) 來(きた) 此(かく) 候(さふらふ) 表(へう) 術(じゆつ) 行(おこな) 四方(しはう) 薫(かを) 唯々(ゐゝ) 唯(と) 聊(いさゝか) 缺(かけら) 同(おなじ) 窠(くわ) 紅(くれなゐ) 齷齪(あくさく) 從者(じゆうしや) 少(わか) 定(さだ) 教(をし) 敢(あへ) 暮(くれ) 朝廷(てうてい) 朝暮(てうぼ) 治(をさ) 咲(ざき) 咀(くら) 畏(かしこま) 窟(くつ) 經(ふ) 一掬(いつきく) 纔(わづか) 一瓢(いつぺう) 出(い) 花間(くわかん) 食(く) 全(まつた) 許(ゆる) 關(せき) 何(なに) 仍(よつ) 辛(から) 座(ざ) 庭(には) 是(こ) 齎(もた) 後(のち) 點(てん) 微紅(びこう) 怪(あや) 恙(つゝが) 意(い) 我(わ) 指(ゆびさ) 放逸(はういつ) 顧(かへり) 頃刻(けいこく) 故(ゆゑ) 霏々(ひゝ) 開(ひら) 遮(さへぎ) 曰(いは) 更(さら) 遣(つか) 漂(たゞよ) 猶子(いうし) 狂暴(きやうばう) 能(あた) 用(もち) 涙(なんだ) 消(け)