『芋粥(いもがゆ)』
元慶の末か、仁和の始にあつた話であらう。どちらにしても時代はさして、この話に大事な役を、勤めてゐない。読者は唯、平安朝と云ふ、遠い昔が背景になつてゐると云ふ事を、知つてさへゐてくれれば、よいのである。——その頃、摂政藤原基経に仕へてゐる侍の …
作品に特徴的な語句
告(ふ) 蹲踞(そんきよ) 滴(しづく) 漸(やうやく) 殴(たた) 与(あづか) 怖々(こはごは) 提(ひさげ) 大饗(だいきやう) 完(をは) 下(しも) 侍(さむらひ) 最(もつとも) 行潦(みづたまり) 狼狽(らうばい) 悉(ことごとく) 残少(のこりずくな) 蔑(さげ) 午餐(ひるげ) 露(あらは) 抛(はふ) 襖(あを) 辺(ほとり) 幸(さいはひ) 乾(ひ) 二宮(にぐう) 京童(きやうわらべ) 柄(つか) 相伴(しやうばん) 杯(さかづき) 立(たて) 侍所(さぶらひどころ) 俄(にはか) 倒(さかさま) 驚愕(きやうがく) 内子(こごもり) 沾(うるほ) 凡(およそ) 類(たぐひ) 疎(まばら) 呆然(ばうぜん) 土器(かはらけ) 悪戯(いたづら) 如何(いかが) 恪勤(かくごん) 学生(がくしやう) 忝(かたじけな) 御覧(ごらう) 嵩(かう) 差支(さしつかへ) 躊躇(ちうちよ) 尤(もつと) 残肴(ざんかう) 櫨(はじ) 梢(こずゑ) 桶(をけ) 水干(すゐかん) 氷魚(ひを) 蔽(おほ) 蕭条(せうでう) 藍(あゐ) 曹司(ざうし) 洒落(しやれ) 明(あか) 数(すう) 菊綴(きくとぢ) 摂政(せつしやう) 蠅(はへ) 揚(あが) 揉(もみ) 所謂(いはゆる) 褪(さ) 慌(あわただ) 舅(しうと) 言伝(ことづ) 御意(ぎよい) 潺湲(せんくわん) 越前(ゑちぜん) 跨(またが) 広量(くわうりやう) 凛々(りんりん) 唇(くち) 哄笑(こうせう) 雉子(きぎす) 生得(しやうとく) 青鈍(あをにび) 司(つかさ) 可笑(をか) 畢(をは) 畢竟(ひつきやう) 顰(しか) 痒(がゆ) 仄(ほのか) 万乗(ばんじよう) 上(かみ) 空(から) 鷹揚(おうやう) 相槌(あひづち) 伴人(ともびと) 目(ま)