“對”のいろいろな読み方と例文
新字:対
読み方割合
たい49.2%
むか23.7%
つゐ15.3%
こた3.4%
むかひ2.5%
つい1.7%
む0.8%
むかは0.8%
あた0.8%
こたへ0.8%
たひ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本(にほん)が化物(ばけもの)の貧弱(ひんじやく)なのに對(たい)して、支那(しな)に入(い)ると全(まつた)く異(ことな)る、支那(しな)はあの通(とほ)り尨大(ぼうだい)な國(くに)であつて、西(にし)には崑崙雪山(こんろんせつざん)の諸峰(しよぼう)が際涯(はてし)なく連(つらな)り
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
もしそれ正しき刑罰を不義の快樂(けらく)に對(むか)はしめつゝ、罪のつくれる空處を滿(みた)すにあらざれば、人その尊さに歸ることなし 八二—八四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
こいつは二朱や一分で買へる品ぢやねえ。お篠が姉と對(つゐ)にこしらへて、自慢で持つてゐたことは、淺草中で知らない者がないくらゐだ
其後(そののち)、夫(をつと)自(みづか)ら(六二)抑損(よくそん)す、晏子(あんし)怪(あや)しんで之(これ)を問(と)ふ。御(ぎよ)、實(じつ)を以(もつ)て對(こた)ふ。晏子(あんし)薦(すす)めて以(もつ)て大夫(たいふ)と爲(な)せり。
對(むかひ)が方(かた)には、常に聖にして、曠野、殉教、尋(つい)で二年(ふたとせ)の間地獄に堪(た)へしかの大いなるジョヴァンニの座またこれとなり 三一—三三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
歸(かへ)つて來(き)たのは兎(うさぎ)で、綺羅美(きらび)やかな服裝(なり)をして、片手(かたて)には白(しろ)い山羊仔皮(キツド)の手套(てぶくろ)を一對(つい)、片手(かたて)には大(おほ)きな扇子(せんす)を持(も)つて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
ここに千引の石(いは)をその黄泉比良坂(よもつひらさか)に引き塞(さ)へて、その石を中に置きて、おのもおのも對(む)き立たして、事戸(ことど)を度(わた)す時二〇に、伊耶那美の命のりたまはく
ねだり取らんと云彼が巧(たくみ)に候はんと申立れば越前守殿はお兼に對(むかは)れ汝吾助と申合せ宅兵衞を欺きしは相違無(さうゐなき)や少しにても僞(いつは)り飾(かざ)らば苦敷(くるしき)思ひを爲べしと言和(ものやは)らかに申されけるにお兼は漸々(やう/\)面(おもて)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
日蓮聖人の消息文(せうそくぶん)の中から、尼御前(あまごぜ)たちに對(あた)へられた書簡を拾つてゆくと、安産の護符(ごふ)をおくられたり、生れた子に命名したりしてゐて、哲人日蓮、大詩人日蓮の風貌躍如として
時(とき)に方國沴氏(はうこくてんし)、眞四角(まつしかく)な先生(せんせい)にて、すなはち明州(みんしう)の刺史(しし)たり。忽(たちま)ち僧(そう)を捕(とら)へて詰(なじ)つて曰(いは)く、汝(なんぢ)何(なん)の姓(せい)ぞ。恐(おそ)る/\對(こたへ)て曰(いは)く、竺阿彌(ちくあみ)と申(まをし)ますと。方國(はうこく)僧(そう)をせめて曰(いは)く、汝(なんぢ)職分(しよくぶん)として人(ひと)の迷(まよひ)を導(みちび)くべし。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
遣(つか)はさるべくは遣(つか)はしたけれど、七萬石(ひちまんごく)の先祖(せんぞ)が勳功(くんこう)に對(たひ)し、皇室(くわうひつ)の藩屏(はんべい)といふ名(な)に對(たい)し、此(この)こと許(ばかり)はなし難(がた)きに表立(おもてだ)ちては姫(ひめ)も邸(やしき)に置(おき)がたけれど、我(わ)れには一人(ひとり)の妹(いもと)、ことに兩親(りやうしん)老後(らうご)の子(こ)にて
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)