“老後”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らうご75.0%
ろうご25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生來(せいらい)子(こ)を持(も)つたことのない彼(かれ)はお品(しな)一人(ひとり)が手頼(てたのみ)であつた。お品(しな)に死(し)なれて彼(かれ)は全(まつた)く孤立(こりつ)した。さうして老後(らうご)は到底(たうてい)勘次(かんじ)の手(て)に託(たく)さねばならぬことに成(な)つて畢(しま)つたのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
留守(るす)には、年寄(としよ)つた腰(こし)の立(た)たない與吉(よきち)の爺々(ちやん)が一人(ひとり)で寢(ね)て居(ゐ)るが、老後(らうご)の病(やまひ)で次第(しだい)に弱(よわ)るのであるから、急(きふ)に容體(ようだい)の變(かは)るといふ憂慮(きづかひ)はないけれども、與吉(よきち)は雇(やと)はれ先(さき)で晝飯(ひるめし)をまかなはれては
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
予は唯(ただ)一箇人(いっこじん)として四十余年、先生との交際(こうさい)及び先生より受けたる親愛(しんあい)恩情(おんじょう)の一斑(いっぱん)を記(しる)し、いささか老後(ろうご)の思(おもい)を慰(なぐさ)め、またこれを子孫に示(しめ)さんとするのみ。