“姫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひめ62.2%
ひい27.6%
ヒメ4.1%
き4.1%
むすめ1.0%
ひ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、そのものは、立(た)ち帰(かえ)りました。お待(ま)ちになっていたお姫(ひめ)さまは、どんなようすであったかと、すぐにおたずねになりました。
赤い姫と黒い皇子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
伏見桃山の麓(ふもと)の別荘、三夜荘(さんやそう)にいるころは、御門跡(ごもんぜき)さまとお姫(ひい)さまのお琴がはじまったと、近所のものが外へ出てきたりしたという。
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
この種子からも椿油同様な油が搾り採らるる。この実を小(コ)ガタシあるいは姫(ヒメ)ガタシと呼ぶのだがそれがまた木の名にも成っている。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
... 寡人(くわじん)、此(この)二姫(き)に非(あら)ざれば、食(しよく)、味(あぢはひ)を甘(あま)しとせず。願(ねが)はくは斬(き)る勿(な)かれ』と。孫子(そんし)曰(いは)く、『臣(しん)、既(すで)に已(すで)に命(めい)を受(う)けて將(しやう)たり。將(しやう)は軍(ぐん)に在(あ)りては君命(くんめい)をも受(う)けざる所(ところ)有(あ)り』
わけても玉日は、いちばんの末娘ではあり、他の姉はみな嫁(とつ)ぐべき所を得ているのに、この姫(むすめ)だけが、とかく幾ら縁談があっても
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「またあんなこというて騙(だま)すのや。……千代さんとこのお時さんは、天神さんのお姫(ひ)さんになつて、齋世親王(ときよしんわう)と牛車の中でな、……ほゝゝゝゝ。」と、京子は若い娘のするやうに、科(しな)を作つて
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)