“四”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よ66.3%
よつ18.7%
し9.3%
よう1.6%
ヨ1.0%
スー0.5%
よっ0.5%
よも0.5%
シスン0.5%
フィール0.5%
ヨン0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜなら机(つくえ)の四(よ)つ角(かど)は、小刀(こがたな)かなにかで、不格好(ぶかっこう)に削(けず)り落(お)とされて円(まる)くされ、そして、面(かお)には、縦横(じゅうおう)に傷(きず)がついていたのであります。
春さきの古物店 (新字新仮名) / 小川未明(著)
聲止みしづまれるとき我見しに四(よつ)の大いなる魂ありて我等のかたに來れり、その姿には悲しみもまた喜びもみえざりき 八二—八四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そういううちも、四(し)丁目の三味線太鼓早間(はやま)に賑々しく地囃子が、水銀(みずがね)いろをした暮春の夕闇をかき乱すように聞こえてくる。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
……一(ひい)、二(ふう)、三(みい)、四(よう)、もう七歳(ななつ)になる。もう五年したら。白いヴェールを被(かぶ)らせ、透き編みの靴下をはかせよう。一人前の娘さんのようになるだろう。
二(フ)、三(ミ)、四(ヨ)、六(ム)、七(ナ)、の日が灸の日で、その日は無量寺の書き入れ日だっせとのことだった。途端に想い出したものがある。同じ宿にごろ/\している婆さんのことだ。
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
四(スー)・五(ウン)・六(ロー)じゃなくて老三(ローセ)老四(ロース)(生意気)だ——と中国語を知っていたらそう罵ってやりたいところだった。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
「何だい? 涼しさに四ツ橋を四(よっ)つ渡りけり……か。こんなものが此処にあったかなあ?」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
『湖山楼詩稿』に「是(この)日陰雲四塞。」〔是ノ日陰雲四(よも)ニ塞(ふさ)グ〕といってある。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
一の字を彫(ほ)りつけられたのは、抗夫長屋ではやっていた、オイチョカブ賭博(とばく)の、一(インケツ)、二(ニゾ)、三(サンタ)、四(シスン)、五(ゴケ)、六(ロッポー)、七(ナキネ)、八(オイチョ)、九(カブ)のうち、この札(ふだ)を引けば負けと決っている一(インケツ)の意味らしかった。
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
「一(アインス)、二(ツワイ)、三(ドライ)、四(フィール)、………」
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
四(ヨン)尺三寸三分を手帳がぱたぱた云ひ
春と修羅 第二集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)