“きご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
綺語66.7%
久後11.1%
機後11.1%
着込11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯(か)くの如(ごと)き對照式(たいせうしき)の綺語(きご)——技巧的(ぎこうてき)な比喩語(ひゆご)——を竝(なら)ぶることはシェークスピヤの青年期(せいねんき)にはイギリス文壇(ぶんだん)の流行(りうかう)なりしなり。以下(いか)にも同例(どうれい)多(おほ)し。
今宵のうちに一眼逢ひて久後(きご)の事(ママ)など問ひ置かんと、原来(がんらい)女丈夫の精悍しく提灯照し甲処乙所(どこそこ)と尋ね廻りし、裏河岸伝ひ思ひがけなき材木の小蔭に鼾の聴ゆるは
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂、楢崎竜、川田雪山(著)
竹杖軽(かろ)げに右手(めて)に取り直し、血に渇(かっ)したる喜三郎の兇刃に接して一糸一髪(いっしいっぱつ)を緩(ゆる)めず放たず、冷々(れいれい)水の如く機先を制し去り、切々(せつせつ)氷霜(ひょうそう)の如く機後(きご)を圧し来るに、音に聞えし喜三郎の業物(わざもの)も
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
余(よ)は折角(せつかく)着込(きご)んで行(い)つた探檢服(たんけんふく)に、少(すこ)しも泥(どろ)を附(つ)けずして宅(たく)へと引揚(ひきあ)げた。大學連中(だいがくれんぢう)は皆(みな)泊(とま)り込(こ)みである。