“沖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おき86.5%
ちゅう7.7%
をき2.9%
うく1.0%
ひひ1.0%
オキ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼(か)の八(や)ツ山(やま)の沖(おき)に並(なら)んで泛(うか)ぶ此(これ)も無用なる御台場(おだいば)と相俟(あひま)つて、いかにも過去(すぎさ)つた時代の遺物らしく放棄された悲しい趣(おもむき)を示してゐる。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
これが爆発すると、四門の大砲から砲弾が連続的に発射されるのと同じ音響を発するのだ。殺傷力はないが、砲煙が高く天に沖(ちゅう)するという。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
讀(よ)む人(ひと)、其(そ)の走(はし)るもの汽車(きしや)に似(に)ず、飛(と)ぶもの鳥(とり)に似(に)ず、泳(およ)ぐもの魚(うを)に似(に)ず、美(び)なるもの世(よ)の廂髮(ひさしがみ)に似(に)ざる故(ゆゑ)を以(も)て、ちくらが沖(をき)となす勿(なか)れ。
怪談会 序 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
沖(うく)の潮(すう)の潮荒さ
八坂瓊之曲玉考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
生れたままの、自分の意志——というよりも我意を、高山の頂に生いたった杉の木のように矗々(ちくちく)と沖(ひひ)らしている大将であった。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「君(キミ)」「雪(ユキ)」「御酒(ミキ)」「杯(ツキ)」「沖(オキ)」「切(キ)る」「垣(カキ)」「崎(サキ)」「翁(オキナ)」「昨日(キノフ)」「清(キヨ)」「常盤(トキハ)」「明(アキラメ)」「幸(サキハヒ)」「杜若(カキツハタ)」「行き」「蒔(マ)き」「分き」「吹き」「着(キ)」
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)