“曹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そう63.6%
ら9.1%
さう9.1%
ソウ9.1%
三9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曹(そう)旦那も自身、中廊下の角(かど)まで、世話を焼き焼きついて来たが、そこから奥は召使いたちの手にまかせ、あとはただ見送っていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このほど大王何処(いずく)よりか、照射(ともし)といへる女鹿(めじか)を連れ給ひ、そが容色に溺(おぼ)れたまへば、われ曹(ら)が寵(ちょう)は日々に剥(そ)がれて、私(ひそ)かに恨めしく思ひしなり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
呉(ご)の孫權(そんけん)、或時(あるとき)、曹(さう)再興(さいこう)をして屏風(びやうぶ)に畫(ゑが)かしむ、畫伯(ぐわはく)筆(ふで)を取(と)つて誤(あやま)つて落(おと)して素(しろ)きに點(てん)打(う)つ。因(よ)つてごまかして、蠅(はへ)となす、孫權(そんけん)其(そ)の眞(しん)なることを疑(うたが)うて手(て)を以(もつ)て彈(はじ)いて姫(き)を顧(かへり)みて笑(わら)ふといへり。
聞きたるまゝ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
大将軍(ダイショウグン)曹(ソウ)・押字(カキハン)
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
既(すで)に江戸に始めて来たとき、同藩の先輩岡見(おかみ)彦曹(三)と云う人が、和蘭(オランダ)辞書の原書を飜刻(ほんこく)して一冊の代価五両、その時には安いもので随分望む人もある中に、私が世話をして朋友に一冊買わせて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)