“射出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いだ40.0%
うちだ20.0%
しやしゆつ6.7%
ゐいだ6.7%
いい6.7%
いゝだ6.7%
しゃしゅつ6.7%
しやしつ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
颯(さつ)と、吹添(ふきそ)ふ蒼水(あをみづ)の香(か)の風(かぜ)に連(つ)れて、流(ながれ)の上(うへ)へそれたのは、卯(う)の花(はな)縅(をどし)の鎧(よろひ)着(き)た冥界(めいかい)の軍兵(ぐんぴやう)が、弗(ふ)ツと射出(いだ)す幻(まぼろし)の矢(や)が飛(と)ぶやうで、川(かは)の半(なか)ばで、白(しろ)く消(き)える。
月夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「五貫目玉を、五十丁の先まで射出(うちだ)して、的の黒星を打ち抜く火薬は、日本広しと雖(いえ)ども、作り手はたった一人しか無い、それは——稲富——」
江戸の火術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
本船(ほんせん)より射出(しやしゆつ)する船燈(せんとう)の光(ひかり)でチラと認(みと)めたのは其(その)船尾(せんび)に記(しる)されてあつた「海蛇丸(かいだまる)」の三字(じ)、「海蛇丸(かいだまる)」とはたしかにかの船(ふね)の名稱(めいしやう)である。
更(さら)に新式魚形水雷(しんしきぎよけいすいらい)の實力(じつりよく)如何(いか)にと、艇(てい)は海底(かいてい)を龍(りよう)の如(ごと)く疾走(しつさう)しつゝ洋上(やうじやう)の巨巖(きよがん)目掛(めが)けて射出(ゐいだ)す一發(いつぱつ)二發(にはつ)、巨巖(きよがん)碎(くだ)け飛(と)んで、破片(はへん)波(なみ)に跳(をど)つた。忽(たちま)ち電光艇(でんくわうてい)の甲板(かんぱん)には歡呼(くわんこ)の聲(こゑ)が起(おこ)つた。
と、櫓の狭間(はざま)から、二百人あまりの射手の射る矢が、拳下がりの狙いうちに、篠(しの)のように射出(いい)だされた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
此時(このとき)、太陽(たいよう)は雲間(くもま)を洩(も)れて赫々(かく/\)たる光(ひかり)を射出(いゝだ)した。
なぜこの花を日輪(にちりん)、すなわち太陽にたとえたかというと、あの大きな黄色の花盤(かばん)を太陽の面とし、その周辺に射出(しゃしゅつ)している舌状花弁を、その光線に擬(なぞら)えたものだ。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
明鏡(めいきやう)に映(うつ)る海上海底(かいじやうかいてい)の光景(くわうけい)を眺(なが)めつゝ、白晝(はくちう)ならば單(たん)に水雷方位盤(ダイレクター)を動(うご)かすのみ、夜戰(やせん)ならば發火電鑰(はつくわでんやく)を一牽(いつけん)して、白色(はくしよく)、緑色(りよくしよく)の強熱電光(きようねつでんくわう)を射出(しやしつ)し、照星照尺(せうせいせうしやく)を定(さだ)めて、旋廻輪(せんくわいりん)を一轉(いつてん)すると