“船尾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とも68.2%
せんび18.2%
スターン9.1%
スタアン4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ええと、それから大砲が二門、船首(へさき)と船尾(とも)とに備えつけてあった。それも尋常な大砲ではない。そうだ、やっぱり南蛮式であった」
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
本船(ほんせん)より射出(しやしゆつ)する船燈(せんとう)の光(ひかり)でチラと認(みと)めたのは其(その)船尾(せんび)に記(しる)されてあつた「海蛇丸(かいだまる)」の三字(じ)、「海蛇丸(かいだまる)」とはたしかにかの船(ふね)の名稱(めいしやう)である。
さて、そんな事も知らないで下男の早川は、荷物を岸に投げ降ろし、深谷氏の屍体を海中へ投げ込んで船尾(スターン)へロープで結びつけます。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
梯子(はしご)と僕と鞄が、すっかり仲よく船尾(スタアン)の凹(へこ)みへへばりついて、ぜんたい斜めに宙乗りしていた。陸から漕いで来た僕のはしけ(ボウテ)は梯子(ジャコップ)の下に結び着けてある。