“卯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
う96.7%
ウ1.6%
しげる0.8%
ぼう0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先哲(せんてつ)いはく……君子(くんし)はあやふきに近(ちか)よらず、いや頬杖(ほゝづゑ)で讀(よ)むに限(かぎ)る。……垣(かき)の卯(う)の花(はな)、さみだれの、ふる屋(や)の軒(のき)におとづれて……か。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
卯(ウ)の時雨(トキアメ)の朝虹に、光り合ひたる赤糸縅、汗に、絞りし若武者の、鎧に露の白玉か。玉のやうなる上﨟を
由良助の成立 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
吉江喬松、中村星湖、加藤武雄、犬田卯(しげる)等がそれまでの都市文学に反抗していわゆる農民文学を標ぼうした農民文学会をおこした。月々例会を持った。会員は恐らく二三十人もいたであろう。
農民文学の問題 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
かく蛇を霊怪(ふしぎ)視した号(な)なるミヅチを、十二支の巳(し)に当て略してミと呼んだは同じく十二支の子(し)をネズミの略ネ、卯(ぼう)を兎の略ウで呼ぶに等し。