“しぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シギ
語句割合
鴫40.0%
仕儀23.8%
仕誼13.8%
鷸7.5%
信貴2.5%
志貴2.5%
思議2.5%
時宜1.3%
仕義1.3%
仕宜1.3%
子義1.3%
田鳥1.3%
私義1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大草原(パンパス)で鴫(しぎ)か鷭(ばん)でも撃って、保養してこようではないかと二人で話し合って、御覧のごとく、猟装で銃なぞを携えてまいった次第であります。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「これこれ、壁辰殿。そういうわけであってみれば、折角(せっかく)だが、きょう貴殿に押えられて、突き出されるという仕儀(しぎ)には参らぬ」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
筋の違つた腹立をついむら/\としたのみなれば、妾は何(どう)も我夫(うち)のするばかりを見て居る訳には行かず、殊更少し訳あつて妾が何(どう)とか為てやらねば此胸の済まぬ仕誼(しぎ)もあり
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
田(た)に棲(す)むもの、野に棲(す)むもの、鷸(しぎ)は四十八品(ひん)と称し候(そろ)とかや、僕のも豈夫(あにそ)れ調(てう)あり、御坐(ござ)います調(てう)あり、愚痴(ぐち)ありのろけあり花ならば色々(いろ/\)芥(あくた)ならば様々(さま/″\)
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
西生駒(いこま)、信貴(しぎ)、金剛山、南吉野から東多武峰(とうのみね)初瀬(はつせ)の山々は、大和平原をぐるりと囲(かこ)んで、蒼々(そうそう)と暮れつゝある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
滿谷(みつたに)、長谷川、徳永、近江、柚木(ゆのき)、志貴(しぎ)、酢屋(すや)、僕の八人は何の目的も無く電車の終点まで乗つて下車し、引返して偶然博物館の前に出て、滿谷等は其(その)附近を写生し、徳永、志貴、近江
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
解けては結ぶ無我(むが)の渦、思議(しぎ)の外(ほか)なる
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
賣(うる)やと容子を尋ねけるに親十兵衞が云々(しか/″\)にて年貢のお金に差支(さしつか)へ據(よんど)ころなく身を賣(うる)時宜(しぎ)なれば何卒お抱(かゝ)へ下されたく如何樣(いかやう)の憂(つら)ひ悲(かな)しひ事成とも御主人大事御客樣(きやくさま)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
抱(だき)上げ胡鷺々々(うろ/\)聲コリヤ白妙何(どう)いふ事で此有樣何者の所業ぞや何國に影(かげ)を隱すとも此讐(あだ)を討ずに置べきやと血眼になりて怒(いか)れども歎くに甲斐なき此場の時宜(しぎ)實(げ)に哀(あは)れを止(とゞ)めける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
涙(なみだ)をかくして見出(みいだ)せば此子(このこ)、おゝ宜(よ)く來(き)たとも言(い)はれぬ仕義(しぎ)を何(なん)とせん、姉(あね)さま這入(はい)つても叱(し)かられはしませぬか、約束(やくそく)の物(もの)は貰(もら)つて行(ゆ)かれますか
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
段々(だん/\)に喰(た)べへらして天秤(てんびん)まで賣(う)る仕義(しぎ)になれば、表店(おもてだな)の活計(くらし)たちがたく、月(つき)五十錢(せん)の裏屋(うらや)に人目(ひとめ)の恥(はぢ)を厭(いと)ふべき身(み)ならず、又(また)時節(じせつ)が有(あ)らばとて引越(ひきこ)しも無慘(むざん)や車(くるま)に乘(の)するは病人(びやうほん)ばかり
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「はてさて、せんない仕宜(しぎ)になられたものかな。総じて悪魔(ぢやぼ)の下部となつたものは、枯木に薔薇の花が咲かうずるまで、御主『えす・きりしと』に知遇し奉る時はござない。」
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
太史慈(たいしじ)、字(あざな)は子義(しぎ)。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一羽の鷲が自分の巣のある山の絶項にほそい線を引いて行く風に向って戦いながら鳴きさけんだとしても、ある時、鷹が谿(たに)そこの兎の穴の上で鳴いたとしても、また、狐が啼(な)き田鳥(しぎ)が鳴き
漁師 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
あなた方武士たちは、斬って出て、死(し)に様(ざま)もお心のまま選ぶことができましょうが、傷者、病人、また三千余の領民を共に餓死(うえじに)させるは、無情の至りです。私義(しぎ)にこだわって大義なきものです。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)