“無慘”のいろいろな読み方と例文
新字:無惨
読み方割合
むざん85.7%
むごたら14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義兄の甚五兵衞を無慘(むざん)に殺して、その罪を甥の彦太郎になすりつけ、今度は專三郎を殺して、お筆を罪に陷(おと)さうとした。
楯(たて)に受ると見えしが無慘(むざん)や女は一聲きやつと叫(さけ)びしまゝに切下げれば虚空(こくう)を掴(つか)んでのた打(うつ)間(ひま)に雲助又も棒(ぼう)追取(おつとり)上臺が膝(ひざ)を横さまに拂(はら)へば俯伏(うつふし)に倒るゝ所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
前の日に掃除に來た時二人は屹立(そばだ)つた恐ろしい斷崖を見上げて氣臆(きおくれ)がし、近くの眞砂町の崖崩れに壓し潰された老人夫婦の無慘(むごたら)しい死と思ひ合はせて、心はむやみに暗くなつた。
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)