『たま襻(たまだすき)』
をかしかるべき世を空蝉のと捨て物にして今歳十九年、天のなせる麗質、をしや埋木の春またぬ身に、青柳いと子と名のみ聞ても姿しのばるゝ優しの人品、それも其筈昔しをくれば系圖の卷のこと長けれど、徳川の流れ末つかた波まだ立たぬ江戸時代に、御用お側お取 …
作品に特徴的な語句
仰(おぼ) 間(あ) 背負(せおを) 思(がも) 定(さ) 薫(か) 許(がり) 風(ぜか) 愛(あひ) 廻(め) 徐(おもか) 風(かげ) 汝(そち) 何故(なにゆ) 徐(やを) 艶(ゑん) 際(ひま) 眞實(まめやか) 妾(おもひもの) 生(しやう) 心(こゝ) 汝(そなた) 少(す) 戯(たは) 眞實(まめ) 給(たまひ) 莞爾(にこやか) 逍遙(そゞろあるき) 度(たき) 主(しう) 比(く) 長(ちやう) 覺(おぼゆ) 彷徨(さまよひ) 顧(かへ) 招(ま) 止(とめ) 亡(なき) 惑(まよ) 優(や) 住(ず) 老爺(ぢい) 何方(いづく) 舊(むかし) 隔(へ) 腹立(はらたゝ) 生(うま) 情(こゝろ) 叶(か) 退(しさ) 許(ゆ) 下(さ) 思(お) 欝(うさ) 仰(おほ) 上(あげ) 遽(あわたゞ) 心情(こゝろだて) 一寸(ちよつ) 住家(すまゐ) 息(せがれ) 面(かほ) 主(しゆう) 中(ちう) 狂(きやう) 起居(きゝよ) 脆(も) 困(かう) 斷(こと) 何方(いづれ) 咲(さく) 遠(どほ) 愛敬(けいあい) 萬(よろつ) 終(をは) 定(さだめ) 六歳(ろくさい) 騎(ぎ) 上(うへ) 出(いづ) 威勢(めをひ) 莞爾(につこ) 極(きは) 美(うつ) 粧(よそ) 流(な) 一方(いつはう) 日(ち) 某(それ) 前(まへ) 比(ひ) 取(とら) 耻(はづ) 緩(ゆ) 恥(はぢ) 刺(さし) 遮(さへ) 立(たつ) 聞(きゝ) 斷(ことは)