『艶書(えんしょ)』
「あゝもし、一寸。」 「は、私……でございますか。」 電車を赤十字病院下で下りて、向うへ大溝について、岬なりに路を畝つて、あれから病院へ行くのに坂がある。あの坂の上り口の所で、上から來た男が、上つて行く中年増の媚かしいのと行違つて、上と下へ …
作品に特徴的な語句
煩(むづ) 端(はした) 還(かへり) 鎖(じやう) 香(にほ) 赫(くわツ) 書(て) 留(どめ) 忙(あせ) 婦(あま) 間(あひ) 憐(いたは) 直(ぢ) 濕(しめり) 麗(うらゝか) 一端(ひとはし) 微笑(びせう) 淑(つゝ) 忙(せはし) 唯(たつ) 下(さ) 細(ほつそ) 大(おほき) 追掛(おひか) 杖(ステツキ) 勝(が) 笑(ゑみ) 側(がは) 極(きは) 凝(ぢつ) 微笑(ほゝゑみ) 薫(かをり) 斜(なゝ) 通(とほり) 上(うへ) 彼方(あつち) 束(つく) 矢張(やつぱ) 渦(うづまき) 曲(くね) 可哀(あはれ) 歩(ぽ) 失敗(しつぱい) 掛(が) 柔(やはら) 仰向(あをむ) 矢張(やつぱり) 人通(ひとゞほ) 薄(うつす) 清(すゞ) 引掛(ひつかゝ) 否(いゝえ) 前(まへ) 飜(かへ) 一寸(ちよいと) 恥(はぢ) 寂然(ひつそり) 丁(ちやん) 密(そ) 狂(ぐる) 角(か) 上(あ) 猪(ゐのしゝ) 苦笑(にがわらひ) 染(にじ) 間(あひだ) 一(いち) 費消(つかひ) 一分(いつぷん) 此方(こつち) 一層(いつそ) 極(ごく) 突込(つゝこ) 折(を) 異(ことな) 故(わざ) 通(とほ) 方(はう) 可笑(をかし) 急(きふ) 音響(ひゞき) 乾(から) 赫(かつ) 外(そ) 漸(やつ) 恁(かう) 密(そつ) 習(ならひ) 大(おほ) 翡翠(かはせみ) 仰(あふ) 家(いへ) 翡翠(ひすゐ) 擲附(ぶツつ) 樂(らく) 背(せな) 其(それ) 支(つ) 待合(まちあ) 緒(を)
題名が同じ作品
艶書 (新字新仮名)/ 山本周五郎 (著)