“燒”のいろいろな読み方と例文
新字:焼
読み方割合
や69.0%
やき11.3%
やけ8.5%
た2.8%
たい2.8%
やい1.4%
く1.4%
たき1.4%
やか1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
建築用(けんちくよう)の木材は火にて燒(や)き切り又は打製石斧(いしおの)にて扣(たた)き切(き)りしなるべし、是等を括(くく)り合するには諸種の繩(なわ)及び蔦蔓(つたづる)の類を用ゐしなるべし
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
いしくも申(まを)された。……殘(のこ)らずつけ燒(やき)のお誂(あつら)へは有難(ありがた)い、と思(おも)ふと、此(こ)の方(はう)目(め)のふちを赤(あか)くしながら、饀(あん)こばかりは些(ちつ)と擽(くすぐつた)い。
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
此燒土(このやけつち)に就(つい)て、武内桂舟畫伯(たけうちけいしうぐわはく)の説(せつ)がある。氏(し)は陶器通(たうきつう)の立場(たちば)からして考(かんが)へて見(み)たので、土(つち)が燒(やけ)て層(さう)を成(な)すまで火(ひ)を焚(た)くといふのは、容易(ようい)でない。
今わたくしの作る火は大空高くカムムスビの命の富み榮える新しい宮居の煤(すす)の長く垂(た)れ下(さが)るように燒(た)き上(あ)げ、地の下は底の巖に堅く燒き固まらして
今度(こんど)は石を錦(にしき)に裹(つゝ)んで藏(くら)に納(をさ)め容易(ようい)には外(そと)に出さず、時々出して賞(め)で樂(たのし)む時は先づ香(かう)を燒(たい)て室(しつ)を清(きよ)める程(ほど)にして居た。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
三兩出て博奕友達(ばくちともだち)の好(よし)みだと言て平(ひら)に頼む故己(おれ)も詮方無(せんかたな)く燒(やい)て仕舞て骨(ほね)は利根川へ流したに相違は無いぜ是(これ)サ段右衞門今此彌十に顏を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
或(あるひ)は獵(かり)の番舍(ばんや)の火に燒(く)ばり
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
かれ火燒(たき)の小子(わらは)二人、竈(かまど)の傍(へ)に居たる、その小子どもに儛はしむ。ここにその一人の小子、「汝兄(なせ)まづ儛ひたまへ」といへば、その兄も、「汝弟(なおと)まづ儛ひたまへ」といひき。
買馴染(なじみ)互(たが)ひに惡からず思ひ居たりしうち或時不動院(どうゐん)と馴合(なれあひ)彼のお芳を盜み出し寺へ匿(かくま)ひ置しが其後彌生(やよひ)の節句(せつく)となりて庭にてお芳に田樂を燒(やか)せ法印始九郎兵衞其外土地の破落戸(ならずもの)五六人集り酒を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)