“錦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にしき97.3%
きん2.0%
わた0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
垂(た)れ絹の風に開く中から見える女衣装は花の錦(にしき)を松原に張ったようであったが、男の人たちの位階によって変わった色の正装をして
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)
これという物も盗まれなかったが、お錦(きん)から預かった不思議な手箱を、一つだけ盗まれたということを、小間使のお花から耳にした。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
初々(うい/\)しき大島田(おほしまだ)結(ゆ)ひ錦(わた)のやうに絞(しぼ)りばなしふさ/\とかけて、鼈甲(べつかう)のさし込(こみ)、總(ふさ)つきの花(はな)かんざしひらめかし、何時(いつ)よりは極彩色(ごくさいしき)のたゞ京人形(きようにんげう)を見(み)るやうに思(おも)はれて
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)