“借”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
か73.9%
かり19.4%
かし1.2%
かす1.2%
がり1.2%
から0.6%
かる0.6%
さがり0.6%
しゃく0.6%
しゃっ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それであれが冬じゅうおまえを借(か)りきる代わりに、二十フランぐらいは出そうから、それでわしもしばらくやってゆくつもりだった。
取する者も無なりしにぞ長庵今は朝暮(あさゆふ)の煙(けぶり)も立兼(たちかね)るより所々(しよ/\)方々(はう/″\)手の屆く丈借(かり)盡して返すことをせざれば酒屋米屋薪屋(まきや)を始め何商賣(なにしやうばい)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先生(せんせい)を他国の人と眼解(みてとり)欺(あざむき)てたばこの火を借(かり)たるならん、可憎々々(にくむべし/\)「否々(いや/\)にくむべからず、吾(われ)たばこの火を借(かし)て美人にえん(烟縁)をむすびし」と戯言(たはふれ)ければ、岩居手(て)を拍て大に笑ひ、先生誤(あやまて)り
事定りてのち寺に於て稽古(けいこ)をはじむ、技(わざ)熟(じゆく)してのち初日をさだめ、衣裳(いしやう)髢(かつら)のるゐは是を借(かす)を一ツの業(なりはひ)とするものありて物(もの)の不足(たらざる)なし。
若い時から、諸所を漂泊(さすら)った果(はて)に、その頃、やっと落着いて、川の裏小路に二階借(がり)した小僧の叔母(おば)にあたる年寄(としより)がある。
絵本の春 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
此所等(ここら)あたりは場末(ばずゑ)の土地とて厠(かはや)を借(から)んと思へども茶屋さへ無に困(こう)じたる長三郎の容子(ようす)を見て和吉は側の裏(うら)へ入り其所此所(そこここ)見れば汚(きたな)げなる惣雪隱(そうせついん)ありたれば斯と告(つぐ)るに喜びて其所へ這入(はひり)て用を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
請(うけ)たる者も今は見放(みはな)し寄付(よりつか)ず身近き親類なければ何語らんも病の親と私しと二人なれば今迄(いままで)御定宿の方々も遂に脇(わき)へ皆取られ只一人も客はなし其上去々年(をととし)の山津浪(やまつなみ)荒(あれ)たる上に荒果(あれはて)て宿(やど)借(かる)人も猶猶なく親子の者の命の綱(つな)絶果(たえはて)る身の是非もなく宿の外(はづ)れに旅人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此(これ)さうだことしてお内儀(かみ)さん處(とこ)へも小作(こさく)の借(さがり)も持(も)つて來(き)ねえで濟(す)まねえんですが、嚊(かゝあ)が單衣物(ひてえもの)も質(しち)に入(せ)えてたの出(だ)して遣(や)つたんでがすがね、畑(はたけ)へなんぞ出(で)んのにや餘(あんま)り過(す)ぎ物(もの)なんだが
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
東京は絶対的に借金(しゃっきん)です、借(しゃっ)金借(しゃく)銀借(しゃく)銭と中央から遠退くに従って相場が低下するのは自らその土地の文化の程度を示していて面白いですな
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
東京は絶対的に借金(しゃっきん)です、借(しゃっ)金借(しゃく)銀借(しゃく)銭と中央から遠退くに従って相場が低下するのは自らその土地の文化の程度を示していて面白いですな
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)