“ごど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
如66.7%
事33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扨(さ)て其他(そのた)には、彼(か)の第(だい)一の穴(あな)にもある如(ごと)く、周圍(しうゐ)と中央(ちうわう)とに、幅(はゞ)四五寸(すん)の溝(みぞ)が穿(うが)つてあるが、彼(か)の如(ごど)く床壇(ゆかだん)は設(もう)けて無(な)い。
蝗(いなご)、蛭(ひる)、蛙(かへる)、蜥蜴(とかげ)の如(ごど)きは、最(もつと)も喜(よろこ)びて食(しよく)する物(もの)とす。語(ご)を寄(よ)す(應(おう))よ、願(ねが)はくはせめて糞汁(ふんじふ)を啜(すゝ)ることを休(や)めよ。もし之(これ)を味噌汁(みそしる)と洒落(しやれ)て用(もち)ゐらるゝに至(いた)らば、十萬石(まんごく)の稻(いね)は恐(おそ)らく立處(たちどころ)に枯(か)れむ。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
遺骨(ゐこつ)は三四體(たい)、合葬(がつそう)した形跡(けいせき)がある。其所(そこ)にも此所(こゝ)にも人骨(じんこつ)が横(よこた)はつて居(ゐ)るが、多年(たねん)泥水(どろみづ)に浸(した)されて居(ゐ)たので、手(て)に觸(ふ)れると宛然(まるで)泥(どろ)の如(ごど)く、形(かたち)を全(まつた)く取上(とりあ)げる事(こと)は出來(でき)ぬ。
地中(ちちう)に犬小屋式(いぬごやしき)の横穴(よこあな)が穿(うが)つてあつて、其(その)犬小屋(いぬごや)の如(ごど)き岩窟(がんくつ)の入口(いりくち)までは、一丈(ぢやう)三尺餘(しやくよ)の小墜道(せうとんねる)を通(とほ)るのだ。扨(さ)て、犬小屋(いぬごや)の如(ごと)き横穴(よこあな)の入口(いりくち)は、幅(はゞ)三尺(じやく)六寸(すん)、高(たか)さが三尺(じやく)八寸(すん)ある。
『お前(めえ)、まだ善くねえ事(ごど)して来たな?』と怨めしさうに見る。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)