『新帰朝者日記(しんきちょうしゃにっき)』
あゝ丁度半年目だ。月日のたつのは早い。日本に歸つてからもう半年たつた。また今日も風か。何といふ寒い風だらう。十一月悲しき十一月、冬が來ると世界中何處へ行つても寒い。亞米利加から歐羅巴、地中海から印度洋を旅して來た經驗から考へても、要するに神 …
作品に特徴的な語句
給仕(ヴワレエ) 端(はづ) 食卓(テヱブル) 端(はて) 扮(つくろ) 生(はや) 輝(かゞやか) 食卓(テイブル) 幼(ちひさ) 止(とゞま) 仰向(あふむき) 丈(せ) 姿態(ポオズ) 此(か) 最(もう) 終局(とめど) 走(はしら) 急(いそが) 尠(すくなか) 彼方(あつち) 窃(そつ) 蒸氣(スチーム) 薫(かをり) 初(はじま) 變(かへ) 傍(かたはら) 通(とほり) 何(いづ) 遠(とほざ) 斯(かゝ) 寺院(カテドラル) 打(うた) 重(おもん) 鍵(クレフ) 植込(うゑごみ) 華美(はでやか) 急(あせ) 後(ご) 𢌞(めぐら) 此(かく) 注(そゝ) 來(きた) 先達(せんだつて) 寂(しん) 序曲(ウウベルチユール) 宛(さなが) 厭(い) 明日(みやうにち) 顫(ふるは) 後(おく) 喧(かしま) 紐育(ニユウヨオク) 折(を) 基(もとゐ) 關與(たづさ) 黄色(くわうしよく) 此樣(こんな) 溝際(どぶぎは) 潜戸(くゞりど) 潜門(くゞりもん) 一層(いつそう) 燈(ともしび) 容貌(きりやう) 魚(うを) 皆(みん) 上(あが) 上下(うへした) 眞個(ほんとう) 大(だい) 突立(つゝた) 頷付(うなづか) 日光(ひかげ) 何人(なんびと) 何(なに) 何故(なにゆゑ) 何程(どれほど) 傳(つたは) 慊(あき) 免(のが) 走(ば) 悉皆(すつかり) 誰(た) 到底(とても) 立出(たちいづ) 恍惚(うつとり) 味(あぢは) 拍手(かしはで) 描(ゑが) 唯(た) 二折(ふたつを) 景色(けいしよく) 閉(た) 合手(あひのて) 吹(ふか) 朝飯(あさはん) 一人(いちにん) 早過(はやすぎ) 教唆(けうさ) 極(きま) 指(ゆびさ)