『秋の岐蘇路(あきのきそじ)』
大井、中津川の諸驛を過ぎて、次第に木曾の翠微に近けるは、九月も早盡きんとして、秋風客衣に遍ねく、虫聲路傍に喞々たるの頃なりき。あゝわが吟懷、いかに久しくこの木曾の溪山に向ひて馳せたりけむ。名所圖繪を繙きて、幼き心に天下またこの好山水ありやと …
作品に特徴的な語句
被(かうぶ) 蒼(さう) 諾威(ノルヴエー) 極(きはま) 香(かぐ) 尋(じん) 交(まじは) 老爺(らうや) 踞(きよ) 冷(ひやゝ) 座(そゞ) 窮(きはま) 留(とゞま) 茅屋(ばうおく) 陷(おちゐ) 極(きは) 何(いづ) 是(こゝ) 傍(かたはら) 先(まづ) 卓(すぐ) 填(うづ) 下婢(げぢよ) 滯(とゞま) 交(かは) 佇立(ちよりつ) 顧(こ) 停(とゞ) 憧(あく) 留(とゞ) 夜深(やしん) 遍(あま) 涅(でつ) 沁(しん) 準備(ようい) 禁(とゞ) 纔(わづ) 横(よこたは) 翌朝(よくてう) 松林(しようりん) 緩(ゆるや) 朝(てう) 聳立(しやうりつ) 來(きた) 俄(には) 臭(にほひ) 灑(すゝ) 石階(せきかい) 眠(ねぶ) 惡(あ) 惑(まどは) 午餐(ひるげ) 後(おく) 閃(きら) 嚢中(のうちう) 蓊欝(おうゝつ) 衝(あた) 塵埃(ちりほこり) 白衣(はくい) 夕陽(せきやう) 宜(むべ) 婦(ふ) 好(この) 疑惑(うたがひ) 繁盛(はんせい) 水珠(すゐしゆ) 昨日(さくじつ) 興(きよう) 斜(なゝめ) 絶巓(いたゞき) 烟(けぶり) 荊棘(けいきよく) 徹宵(てつせう) 微笑(ほゝゑ) 復(ま) 落合(おちあひ) 蓊鬱(おうゝつ) 展(ひろ) 小祠(せうし) 發(た) 踵(くびす) 客(かく) 宛然(えんぜん) 透徹(すきとほ) 私語(さゝや) 傾(かたぶ) 圈(けん) 伴(ともな) 塲(ぢやう) 重疊(ちやうでう) 今日(けふ) 門構(もんがまへ) 嚴(いかめ) 程(てい) 饒(おほ) 秋風(しうふう) 稚(をさな) 大路(たいろ) 大橋(たいけう) 大(だい)