“準備”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
したく51.5%
じゆんび14.9%
じゅんび13.9%
ようい8.9%
こゝろがまへ2.0%
じたく2.0%
ととの2.0%
おしたく1.0%
こしらへ1.0%
こゝろまうけ1.0%
したしらべ1.0%
そなへ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう明日(あす)の朝の準備(したく)をしてしまって、膳(ぜん)さきの二合を嘗(な)めるようにして飲んでいた主翁(ていしゅ)は、盃(さかずき)を持ったなりに土間の方へ目をやった。
黄灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
又護身の用として余は三尺の秋水(しふすゐ)を横(よこ)たへ、小西、森下、深井、石田の四君は各「ピストル」を携帯(けいたい)し、人夫は猟銃(れうじう)二挺を準備(じゆんび)したり。
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
私(わたくし)は竜宮行(りゅうぐうゆき)をする前(まえ)に、所中(しょっちゅう)そのお祠(やしろ)へ参拝(さんぱい)したのでございますが、それがつまり私(わたくし)に取(と)りて竜宮行(りゅうぐうゆき)の準備(じゅんび)だったのでございました。
マーキュ 何(なん)ぢゃ、調子(てうし)を合(あは)せて? 吾等(われら)を樂人扱(がくにんあつか)ひにするのか? 樂人扱(がくにんあつか)ひに爲(す)りゃ、耳(みゝ)を顛覆(でんぐりかへ)らする音樂(おんがく)を聞(きか)す。準備(ようい)せい。
朝(あした)にはポヽロの廣こうぢに出でゝ、競馬の準備(こゝろがまへ)を觀、夕にはコルソオの大道をゆきかへりて、店々の窓に曝(さら)せる假粧(けしやう)の衣類を閲(けみ)しつ。
そして、寡婦は親戚の家へ往って、せっせと餅搗を手伝ったが、思うようにはかどらなかったために、やっと終って帰り準備(じたく)をしていると日が暮れた。
白い花赤い茎 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
服装(なり)もチャント、準備(ととの)ったのである。夫は不思議にたえない。で、ある晩に彼女にたずねた。
頸飾り (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
「あなたは、もう冬(ふゆ)の準備(おしたく)は」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
カピ長 さらば、先(ま)づお歸(かへ)りあれ。なれば木曜日(もくえうび)と定(き)めまする。……卿(そなた)は寢(ね)る前(まへ)に女(むすめ)に逢(あ)うて、當日(たうじつ)の準備(こゝろまうけ)をさせたがよい。……おさらばでござる。
ロミオ さういうて、戀人(こひゞと)に、叱(しか)る準備(したしらべ)をさせてたもれ。
星の帳(とばり)、雪の牀(ゆか) くしく宏(おほい)なる準備(そなへ)かな 只(た)だ頽廃の人の心 悲しくも住むに堪へざるを
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)