『珊瑚(さんご)』
安大成は重慶の人であった。父は孝廉の科に及第した人であったが早く没くなり、弟の二成はまだ幼かった。大成は陳姓の家から幼な名を珊瑚という女を娶ったが、大成の母の沈というのは、感情のねじれた冷酷な女で、珊瑚を虐待したけれども、珊瑚はすこしも怨ま …
作品に特徴的な語句
沈(しん) 舅姑(りょうしん) 故(わけ) 汝(きさま) 詐(うそ) 錠(いたがね) 任(じん) 霊(みたま) 有(もの) 愚(ばか) 妻(かない) 報(むくい) 沽(うるお) 誚(せ) 陳(ちん) 窺(のぞ) 幼(おさ) 老媼(ばあや) 発(あば) 多方(ほうぼう) 釈(ゆる) 衫(じゅばん) 憐(あわれ) 癒(い) 痘(ほうそう) 潜(くぐ) 畢(おわ) 鞭(むち) 生計(くらし) 牀(とこ) 珊瑚(さんご) 秤(はかり) 窖(あなぐら) 継(つ) 老姨(ばあや) 臧(ぞう) 菲(にら) 訟(うった) 詞(ことば) 詬(ののし) 謬(あやま) 貪(むさぼ) 贖(あがな) 赦(ゆる) 重慶(じゅうけい) 二成(じせい) 名(な) 娶(めと) 姨(おば) 姑(しゅうとめ) 夜績(よなべしごと) 執(と) 坑(あな) 啜(すす) 售(う) 嫂(あによめ) 剪刀(はさみ) 利巧(りこう) 冥間(あのよ) 偽金(にせがね) 俯向(うつむ) 便溺(しものもの) 伴(つ) 泪(なみだ) 孝廉(こうれん) 室(へや) 家(うち) 寡婦(やもめ) 幃(とばり) 忿(いか) 怨(うら) 悴(せがれ) 愧(は) 慚(は) 慟哭(どうこく) 憐(あわ) 指械(ゆびかせ) 旧(もと) 旨(うま)