“售”の読み方と例文
読み方割合
う100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
維新後其技大いに售(う)れて、一時多く浅田宗伯に譲らなかつた。徳(めぐむ)さんは少時医を此玄道に学んだ。清川氏の裔(すゑ)は今大津に居ると云ふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
任は怒って釈(ゆる)さなかった。二成はそこでまた地券を任にやって、かってに售(う)ってもかまわないということにして、やっともとの金をもらって帰って来た。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
去秋以後收入なきにあらねど、そは戰爭中徒然のあまり筆とりし草稿、幸にして燒けざりしを售(う)りしが爲なり。
荷風戦後日歴 第一 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)