“數限”のいろいろな読み方と例文
新字:数限
読み方割合
かずかぎ50.0%
かずかぎり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はい。そればかりではありません。世界(せかい)には私(わたし)どもの知(し)らないことが數限(かずかぎ)りなくあります。——小(ちひ)さなところで獨(ひと)り威張(ゐば)つてゐることの」
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
カルナックの立(た)て石(いし)より小(ちひ)さいものは、フランスに數限(かずかぎ)りなくありますが、變(かは)つて面白(おもしろ)いのは行列石(ぎようれつせき)(ありにゅまん)とでも稱(しよう)するもので、六七尺(ろくしちしやく)から十二三尺(じゆうにさんじやく)くらゐの高(たか)さの石(いし)が幾百(いくひやく)となく
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
石疊(いしだたみ)で穿下(ほりおろ)した合目(あはせめ)には、此(こ)のあたりに産(さん)する何(なん)とかいふ蟹(かに)、甲良(かふら)が黄色(きいろ)で、足(あし)の赤(あか)い、小(ちひ)さなのが數限(かずかぎり)なく群(むらが)つて動(うご)いて居(ゐ)る。
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
數限(かずかぎり)もない材木(ざいもく)を水(みづ)のまゝに浸(ひた)してあるが、彼處(かしこ)へ五本(ほん)、此處(こゝ)へ六本(ぽん)、流寄(ながれよ)つた形(かたち)が判(はん)で印(お)した如(ごと)く、皆(みな)三方(さんぱう)から三(みつ)ツに固(かたま)つて、水(みづ)を三角形(さんかくけい)に區切(くぎ)つた、あたりは廣(ひろ)く、一面(いちめん)に早苗田(さなへだ)のやうである。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)