『奇談クラブ〔戦後版〕(きだんクラブ〔せんごばん〕):09 大名の倅(09 だいみょうのせがれ)』
その夜の話し手遠藤盛近は、山羊髥の萎びた中老人で、羊羹色になった背広の、カフスから飛出すシャツを気にし乍ら、老眼鏡の玉を五分間に一度位ずつの割りで拭き拭き、見掛けに依らぬ良いバリトンで、こう話し始めました。 「私の話はさしたる奇談ではありま …
作品に特徴的な語句
押立(おした) 何(な) 可(べ) 左右(そう) 度(た) 承(うけたま) 有難(ありがと) 継(つぎ) 萎(しな) 一(ひ) 了(おわ) 奴(め) 宜(よ) 少(すくな) 山蛭(やまひる) 常久(つねひさ) 彫(きざ) 提(ひっさ) 揮(ふ) 料(りょう) 旧(ふる) 昏(くら) 暫(しば) 殆(ほと) 沸(たぎ) 確(しか) 考(かんがえ) 自(おのずか) 覚(おぼ) 逆(さから) 長(た) 霞(かす) 食(は) 餓(うえ) 不束(ふつつか) 乍(なが) 云々(うんぬん) 仕(つかまつ) 以(もっ) 仰(おっ) 何(ど) 何処(どこ) 何故(なぜ) 何時(いつ) 併(しか) 依(よ) 倶(とも) 僅(わず) 兄哥(あにい) 先(ま) 兎(と) 其処(そこ) 冠(かぶ) 凌(しの) 処女(おとめ) 到頭(とうとう) 刻(とき) 千切(ちぎ) 半纏(はんてん) 叔父(おじ) 取潰(とりつぶ) 受答(うけこたえ) 召連(めしつ) 和(なご) 咎(とが) 唯(ただ) 嘗(な) 四方(あたり) 固唾(かたず) 塒(ねぐら) 塗炭(とたん) 外(ほか) 宥(なだ) 寄合(よりあい) 寛和(かんわ) 寧(むし) 尤(もっと) 屡々(しばしば) 屹(きっ) 差上(さしあ) 庵(いおり) 弁佞(べんねい) 引掛(ひっか) 張上(はりあ) 強訴(ごうそ) 御諌(おいさ) 忝(かたじ) 怪我(けが) 懐中(ふところ) 承(う) 折角(せっかく) 挘(むし) 斯様(かよう) 日毎(ひごと) 暴戻(ぼうれい) 曲者(くせもの) 曾(かつ) 桂(かつら) 業平(なりひら) 欺(あざむ)
題名が同じ作品
奇談クラブ〔戦後版〕:03 鍵 (新字新仮名)/ 野村胡堂 (著)
奇談クラブ〔戦後版〕:13 食魔 (新字新仮名)/ 野村胡堂 (著)