“騷”のいろいろな読み方と例文
新字:騒
読み方割合
さわ78.4%
さわぎ7.8%
さは3.9%
さや3.9%
わさ3.9%
さわが2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「こんなことでお前(まへ)世間(せけん)が騷(さわ)がしくて仕(し)やうがないのでね、私(わたし)の處(ところ)でも本當(ほんたう)に困(こま)つて畢(しま)ふんだよ」内儀(かみ)さんは巡査(じゆんさ)を一寸(ちよつと)見(み)てさうして
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「伜の萬次郎は恐ろしい道樂者で、昨夜も歸らなかつたと言ふが、今朝の騷(さわぎ)の後で氣が付くと、二階の自分の部屋へ入つて、グウ/\寢て居た」
武村兵曹(たけむらへいそう)も其(その)仲間(なかま)に入(い)つて、頻(しき)りに愉快(ゆくわい)だ/\と騷(さは)いで居(を)つたが、何時(いつ)何處(どこ)から聞知(きゝつけ)たものか、例(れい)の轟大尉(とゞろきたいゐ)の虎髯(とらひげ)はぬつと進(すゝ)み出(で)て
おのが夢に、天照らす大神高木の神二柱の神の命もちて、建御雷(たけみかづち)の神を召(よ)びて詔りたまはく、葦原の中つ國はいたく騷(さや)ぎてありなり。
町子(まちこ)は俄(には)かに物(もの)のおそろしく、立(たち)あがつて二足(あし)三足(あし)、母屋(おもや)の方(かた)へ歸(かへ)らんと爲(し)たりしが、引止(ひきと)められるやうに立止(たちど)まつて、此度(このたび)は狛犬(こまいぬ)の臺石(だいいし)に寄(より)かゝり、木(こ)の間(ま)もれ來(く)る坐敷(ざしき)の騷(わさ)ぎを遙(はる)かに聞(き)いて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
騷(さわが)したるに依て此方へ召捕(めしとり)置たり但し吟味致すべきなれども亂心に紛(まぎ)れなき故今日引渡し遣す尤も由緒(ゆゐしよ)も是有家來ならば隨分(ずゐぶん)念(ねん)を入て療治(れうぢ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)