“貸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
か72.8%
かし17.3%
かす2.5%
ゆる2.5%
かさ1.2%
かせ1.2%
が1.2%
つ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わたしは新羅(しらぎ)の国(くに)からはるばる渡(わた)って来(き)た天日矛命(あまのひぼこのみこと)というものです。どうぞこの国(くに)の中で、わたしの住(す)む土地(とち)を貸(か)して頂(いただ)きたい。」
赤い玉 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
黒婆(くろばば)どの、情(なさけ)ない事せまいと、名もなるほど黒婆というのか、馬士(まご)が中へ割って入(い)ると、貸(かし)を返せ、この人足めと怒鳴(どな)ったです。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いつでも外国人、金を貸(かす)と定むべからず。いつでも楮幣、通用すと定むべからず。いつでも人民、増税を甘承すと定むべからず。
然(しか)り而(しこう)して吾国は海禁甚だ厳しく、外国の人の内地に入ると、内地人の外国に到ると、みな貸(ゆる)さざるの典あり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
申せし時百兩包を出して見せられ此お講中(かうぢう)に門跡樣(もんぜきさま)へ納る故(ゆゑ)貸事(かすこと)叶(かな)ひ難し其代りに是を貸(かさ)んとてお葛籠(つゞら)を貸給ひしが其お金は如何やと申故箪笥(たんす)の引出を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
述て返濟なし其節も馳走に成しが其後五月節句(せつく)前(まへ)又三十兩不足に付借用致し度と云ければ四郎右衞門は以前の如く快(こゝろ)よく貸(かせ)しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
おまけに高利の日済(ひな)し貸(が)しまでやって、貧乏人の血を吸い取りゃあがる、この界隈(かいわい)の長屋だけでも、うぬのために泣いている者が何十人いるかしれねえ、いいか、それも日済し貸しが本業なら
五瓣の椿 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
作「貸(つ)くもんか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)