“擔”のいろいろな読み方と例文
新字:担
読み方割合
かつ83.8%
にな8.8%
モ2.9%
かつい1.5%
かつが1.5%
かつぎ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍬(くは)を擔(かつ)いで遺跡(ゐせき)さぐりに歩(ある)き、貝塚(かひづか)を泥(どろ)だらけに成(な)つて掘(ほ)り、其(その)掘出(ほりだ)したる土器(どき)の破片(はへん)を背負(せお)ひ、然(さ)うして家(いへ)に歸(かへ)つて井戸端(ゐどばた)で洗(あら)ふ。
而(しか)もジリリと心にかぶさつてくる生活(くわつ)問題(もんだい)の重壓(あつ)を一方に擔(にな)ひながら、寧(むし)ろより悲壯(ひそう)な戰(たゝか)ひを戰(たゝか)つてゐると見られぬ事はない。
ほんの苗木ぢやつた栢(カヘ)が、此ほどの森になつたものな。畏(コハ)かつたぞよ。此墓のみ魂(タマ)が、河内安宿部(アスカベ)から石擔(モ)ちに來て居た男に、憑いた時はなう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
包み與ふるほどに六個(むたり)の者は管伴(ばんたう)を經て禮を演べ早用なしと忠兵衞が言(いへ)るに何(いづ)れも空(から)釣臺を擔(かつい)で本町へと歸りける跡に忠兵衞懷中(ふところ)より金子二百兩取出(とりいだ)し此方の望(のぞ)みに縁談(えんだん)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取る事出來ずと云ふを旁(かたはら)より一人が往手の道に立ち塞(ふさが)り否(いや)なら否で宜事(いゝこと)なり突(つか)れる咎(とが)は少しもなし何でも荷物を擔(かつが)せて貰(もら)はにや成らぬとゆすり半分喧嘩(けんくわ)仕懸(しかけ)に傳吉は何とか此場を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
も覺(おぼえ)させ又(また)金者(かなもの)は相針(あひばり)はいくらに銅(あかゞね)は潰(つぶし)にして何程といふ相場を聞(きゝ)一々手覺(ておぼ)えに書留(かきとめ)させて歸りしが夫より長八夫婦は店住(たなすま)ひとなり翌日より籠(かご)を擔(かつぎ)て紙屑(かみくづ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)