“寢入”のいろいろな読み方と例文
新字:寝入
読み方割合
ねい66.7%
ねいり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此子(このこ)の笑顏(ゑがほ)のやうに直接(ぢか)に、眼前(まのあたり)、かけ出(だ)す足(あし)を止(とゞ)めたり、狂(くる)ふ心(こゝろ)を靜(しづ)めたはありませぬ、此子(このこ)が何(なん)の氣(き)も無(な)く小豆枕(あづきまくら)をして、兩手(りやうて)を肩(かた)のそばへ投出(なげだ)して寢入(ねい)つて居(ゐ)る時(とき)の其顏(そのかほ)といふものは
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
例(れい)の酒癖(しゆへき)何處(どこ)の店(みせ)にか醉(ゑ)ひ倒(たふ)れて寢入(ねい)りても仕舞(しまひ)しものかそれなればいよいよ困(こま)りしことなり家(うち)にても嘸(さぞ)お案(あん)じ此家(こゝ)へも亦(また)氣(き)の毒(どく)なり何(なに)とせんと思(おも)ふ程(ほど)より積(つも)る雪(ゆき)いとゞ心細(こゝろぼそ)く燭涙(しよくるゐ)ながるゝ表(おもて)二階(にかい)に一人(ひとり)取殘(とりのこ)されし新田(につた)のお高(たか)
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
次の間に寢入(ねいり)し風(ふう)の吉兵衞は委(くはし)く聞取り扨こそ案に違(たが)はざりし山賊の張本(ちやうほん)なりけり斯(かく)深々(ふか/″\)と穽(あな)の内に落し身の今更(いまさら)迯(にげる)とも迯(にが)さんや去乍ら大望のある身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
窺(うかゞ)へば晝(ひる)の疲(つかれ)かすや/\と休(やす)み寢入(ねいり)居り夜具の上より床(ゆか)も徹(とほ)れと氷の刄(やいば)情(なさけ)なくも只一突(つき)女は苦痛(くつう)の聲も得立ず敢(あへ)なくも息(いき)絶(たえ)たれば仕濟(しすま)したりと床(とこ)の下より件(くだん)の服紗包(ふくさつゝみ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)