“已”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
や54.0%
すで34.8%
やむ5.5%
おわ1.3%
ヲ0.7%
す0.4%
のみ0.4%
スデ0.4%
ヤ0.4%
ヤメテ0.4%
をは0.2%
すでに0.2%
とう0.2%
やん0.2%
を0.2%
スデニ0.2%
ヤム0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうか諸君も共に、この文明的運動の新手(あらて)となって我々の働きに一臂(いっぴ)の力を添えられんことを我輩は希望して已(や)まぬ(拍手大喝采)。
吾人の文明運動 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
行クニノゾンデ、継イデ見ンコトヲ約シ、ソノ館舎ヲ詢(と)ヘバ、豊陽館ナリトイフ。翌日往イテ之ヲ訪ヘバ、則チ已(すで)ニ行ケリ矣。…………
斗南先生 (新字新仮名) / 中島敦(著)
けれども御弓の菩提所(ぼだいじ)を僕が知ろうはずがなかった。僕は呻吟(しんぎん)しながら、已(やむ)を得なければ姉に聞くよりほかに仕方あるまいと答えた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
さてこの不生、不滅という語を、もう一度他の語で申せば、「生滅を滅し已(おわ)る」すなわち「生滅滅已(めつい)」ということです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
既に見已(ヲ)へば目を閉開するも、皆明了ならしめよ。是を日想となし、名づけて、初観といふ。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あるいは已(す)でに乗り込んで間のない人たちへ報告して多少の参考ともなり、心の準備の一助とかあるいは長途の旅の講談倶楽部(クラブ)ともなれば幸(さいわい)だと思う次第である。
油絵新技法 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
慶子嬢は意識を取戻したが、此の暴行事件に就いては単に女の介在して居る事を肯定せる已(のみ)で何故か其他の事情に就いては、口を緘して語らぬ。
陳情書 (新字新仮名) / 西尾正(著)
酸化銅等ノ如キ酸化金属ヲ混ジテ熱スレバ已(スデ)ニ二百六十度乃至(ナイシ)二百七十度ニ在リテ酸素ヲ放出ス
琥珀のパイプ (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
今、民窮シ、兵疲ルルモ、事(コト)熄(ヤ)ムベカラズ、僅カニ一州ノ地ヲ以テ、吾レ二十倍ノ賊ト持久セントス。コレ臣ガマダ解(ト)カザルノ(戦袍(センポウ)ノ意)一也(ナリ)。臣、タダ鞠躬尽力(キッキュウジンリョク)、死シテ後已(ヤ)マンノミ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
余佯睡シテ聞レ之ヲ、商已(ヤメテ)レ烟ヲ曰鄙人書賈也能識ル二刊行之趣ヲ一、凡上梓之書ハ不レ論三編輯之荒誕与二詞章之奇雋ト一只以二多鬻ヲ一為二大著述ト一奉シテ二其作者ヲ一為二揺銭樹翁ト一
六七 造り已(をは)りて後悔し、顏に涙を流し、泣きて其果報を受くべき業は、善く作られたるに非ず。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
上ること廿四丁、蟠廻(はんくわい)屈曲して山腹岩角を行く。石塊𡵧𡵧(ぐわん/\)大さ牛のごとくなるもの幾百となく路に横り崖(がい)に欹(そばた)つ。時已(すでに)卯後、残月光曜し山気冷然として膚(はだへ)に透(とほ)れり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
もう已(とう)に音楽は始まっていた。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
雪中登山の可能性にまで筆を駆ろうとした私も、想像の翼を歛(おさ)めて已(やん)ぬる哉(かな)と諦めなければなるまい。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
既に見已(を)へば目を閉開するも、皆明了ならしめよ。是を日想となし、名づけて、初観といふ。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
作二了工農的仇敵。眞中山主義的叛徒一。我從前受的是舊式教育。到二後來一你想レ取二信於人一。叫(シテ)レ我入二了革命的學校一。現在我已(スデニ)經認二識正確的道路一。然而你顯然到二反革命的營壘一去了。