“のせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
載36.8%
能勢36.8%
乘10.5%
戴5.3%
搭載5.3%
野瀬5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの橋柱は後(のち)に御領主(ごりやうしゆ)の御蔵(ごぞう)となりしとぞ。椎谷(しひや)は余(よ)が同国(どうこく)なれども幾里を隔(へだて)たれば其真物(しんぶつ)を不見(みず)、今に遺憾(ゐかん)とす。姑(しばらく)伝写(でんしや)の図(づ)を以てこゝに載(のせ)つ。
もう大丈夫とにらんで、能勢(のせ)の妙見さまへ参詣するから、村の者数名にお供を命じると云って、鐘をついて竹槍さげて押寄せた大将分らしい奴だけ選んでお供を命じた。
安吾史譚:05 勝夢酔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
浴槽(ゆぶね)の一端(たん)へ後腦(こうなう)を乘(のせ)て一端(たん)へ爪先(つまさき)を掛(かけ)て、ふわりと身(み)を浮(うか)べて眼(め)を閉(つぶ)る。時(とき)に薄目(うすめ)を開(あけ)て天井際(てんじやうぎは)の光線窓(あかりまど)を見(み)る。碧(みどり)に煌(きら)めく桐(きり)の葉(は)の半分(はんぶん)と、蒼々(さう/\)無際限(むさいげん)の大空(おほぞら)が見(み)える。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
其中に、一円の金貨が六ツか八ツも有升(ありまし)たがお祖父(ぢい)さまは軈(やが)て其一(ひとつ)をとり出(いだ)して麗々とわたしの手の掌(ひら)へ戴(のせ)て下(くださ)つた時、矢張冗談(じようだん)かと思ひ升(まし)た。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
其後(そのご)幾年月(いくねんげつ)の間(あひだ)、苦心(くしん)に苦心(くしん)を重(かさ)ねた結果(けつくわ)、一昨年(いつさくねん)の十一月(ぐわつ)三十日(にち)、私(わたくし)が一艘(いつそう)の大帆走船(だいほまへせん)に、夥(おびたゞ)しき材料(ざいれう)と、卅七名(めい)の腹心(ふくしん)の部下(ぶか)とを搭載(のせ)て、はる/″\日本(につぽん)を去(さ)り
平治の頃、義朝(よしとも)父子が匿(かく)れたという頃には、この山中にも、四十九院の殿舎があったと古記はつたえているが、いまは野瀬(のせ)とよぶ渓流に臨むそこの小部落をあわせてもそんな戸数はなかった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)