“きは”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キハ
語句割合
極42.7%
際28.2%
窮10.2%
究5.3%
気恥4.9%
谷2.4%
側1.5%
決1.0%
分0.5%
分際0.5%
境0.5%
奇葩0.5%
帰巴0.5%
期0.5%
気耻0.5%
黄葉0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
居室(へや)に歸(かへ)つて見(み)ると、ちやんと整頓(かたづい)て居(ゐ)る。出(で)る時(とき)は書物(しよもつ)やら反古(ほご)やら亂雜(らんざつ)極(きは)まつて居(ゐ)たのが、物(もの)各々(おの/\)所(ところ)を得(え)て靜(しづ)かに僕(ぼく)を待(まつ)て居(ゐ)る。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
我が生ける間の「明」よりも、今ま死する際(きは)の「薄闇(うすやみ)」は我に取りてありがたし。暗黒! 暗黒! 我が行くところは関(あづか)り知らず。
我牢獄 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
人性に具備せる恋愛の如き、同情の如き、慈憐の如き、別して涙の如きもの、深く其至粋を窮(きは)めたるものをして造化の妙微に驚歎せしめざるはなし。
各人心宮内の秘宮 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
究(きは)め其夜兩國橋へ行き既(すで)に身を投(なげ)んと爲(し)たりし際(とき)小提灯(こちやうちん)を持ちたる男馳寄(かけよつ)てヤレ待(また)れよと吉之助を抱(いだ)き止(とゞ)めるに否々(いな/\)是非死なねばならぬ事あり此所(ここ)放(はな)してと云ふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そして、ただ自分(じぶん)の野暮(やぼ)がうらめしく、悲(かな)しく、気恥(きは)ずかしくなって、深(ふか)いため息(いき)をつくのでした。
しいたげられた天才 (新字新仮名) / 小川未明(著)
併しこの時は、門の扉は固く鎖してあり、稔麿は入ることが出来ない。その身は重傷であり、遂に進退谷(きは)まつて、門外に自決したのである。この時、年齢二十四であつた。
アブラハムが天幕を張りしベテルの跡なるべしと云ふ所をはじめとして、道の左右は遠き山の側(きは)、近き谷の隈(くま)、到る処に旧約の古蹟と十字軍時代の建物の名残あり。
黒髪バラリと振り掛かれる、蒼(あを)き面(おもて)に血走る双眼、日の如く輝き、怒(いかり)に震(ふる)ふ朱唇(くちびる)白くなるまで噛(か)み〆(し)めたる梅子の、心決(きは)めて見上たる美しさ、只(たゞ)凄(すご)きばかり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
汝の分(きは)貴(たか)ければわが良心は我の直く立つを責めたり。 一三〇—一三二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
それ彼等には死の望みなし、その失明の生はいと卑しく、いかなる分際(きは)といへどもその嫉みをうけざるなし 四六—四八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
寂しき境(きは)に泣かんより
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
山嶽の偉大なるもの相比肩して互に馳せ互に没するは中国の奇葩(きは)、東北の山脉はしからず、寧ろ広大なる丘陵の原野を走るが如き観をなせり。
政府筋の有力な連中の多いパリーの彼女の騎士たちからも、さかんに帰巴(きは)するようにと勧めてきている。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
愕然(びつくり)して胷(むね)も裂(さけ)るやう也しが逃(にげる)に道なく、とても命の期(きは)なり死(しぬ)も生(いきる)も神仏にまかすべしと覚悟(かくご)をきはめ、いかに熊どの我(わし)は薪(たきゞ)とりに来り谷へ落(おち)たるもの也、皈(かへる)には道がなく生(いき)て居(をる)には喰(くひ)物がなし
代助は、この女にこんな気耻(きは)ずかしい思いをさせる、平岡の今の境遇を、甚だ気の毒に思った。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ひら/\と黄葉(きは)がちる
秋の小曲 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)