“各々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おのおの47.2%
めいめい24.5%
おの/\17.9%
めい/\6.6%
それぞれ0.9%
さま/″\0.9%
それ/\0.9%
てんでに0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各々(おのおの)従者を随(したが)え、また友情に厚き人々のこととて多くの見舞品などを携え、沙漠の舟と称(よ)ばるる駱駝に乗りて急ぎ来ったのであろう。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
白い姿の慌(あわただ)しく行交(ゆきか)うのを、見る者の目には極めて無意味であるが、彼等は各々(めいめい)に大雨を意識して四壁の窓を閉めようとあせるのである。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
居室(へや)に歸(かへ)つて見(み)ると、ちやんと整頓(かたづい)て居(ゐ)る。出(で)る時(とき)は書物(しよもつ)やら反古(ほご)やら亂雜(らんざつ)極(きは)まつて居(ゐ)たのが、物(もの)各々(おの/\)所(ところ)を得(え)て靜(しづ)かに僕(ぼく)を待(まつ)て居(ゐ)る。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
翌日は、各々(めい/\)自分の家に訪ねて來るものと思つて、氣早の老人などは、花茣蓙(はなござ)を押入から出して爐邊に布いて、澁茶を一掴み隣家から貰つて來た。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
だから、既往のものは致し方ないにしても、新しい犠牲者だけは何とかして防ぎ止めたいと思ったからなんだ。つまり、僕を苦しめている二つの観念に、各々(それぞれ)対策を講じておいたという訳さ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
右は其一をいふのみ。雪中の洪水地勢によりて種々(しゆ/″\)各々(さま/″\)なり。詳(つまびらか)には弁(べん)じがたし。
二人は期日を約して各々(それ/\)の街に帰りました。さうして味方の兵を集めました。が何と云つても七郎の方は未だ年がゆかないので、思ふやうになりません。
〔編輯余話〕 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
外には何物をも容(い)れる余地の無(なか)つたことを——皆さんが各々(てんでに)理想の男(ひと)を描いて泣いたり笑つたり、欝(うつ)したりして騒いで居なさる時にでも
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)