『赤痢(せきり)』
凹凸の石高路その往還を左右から挾んだ低い茅葺屋根が、凡そ六七十もあらう。何の家も、何の家も、古びて、穢なくて、壁が落ちて、柱が歪んで、隣々に倒り合つて辛々支へてる樣に見える。家の中には生木の薪を焚く煙が、物の置所も分明ならぬ程に燻つて、それ …
作品に特徴的な語句
端(ぱずれ) 否(うんにや) 仰(あふの) 無(え) 女(をなご) 先刻(さきた) 何故(なんしや) 取附(とつつ) 分明(さだか) 誦(あ) 倒(のめ) 死(くたば) 態(ふり) 家(とこ) 奴(うぬ) 費(かゝ) 早速(じらから) 故(せゐ) 顏色(つらいろ) 脹(ふや) 呼吸(こつ) 可(え) 乞食(ほいど) 殿(どん) 平常(ひごろ) 例(いつ) 事(こつ) 貪(と) 逶迤(うねくね) 支(か) 携(も) 演(し) 加之(それに) 打倒(ぶんのめ) 限(きり) 平生(いつ) 位(くれえ) 巫女(いたこ) 密々(こつそり) 習(そよ) 輛(くるま) 既(とう) 今夜(こんにや) 怠(なまけ) 癩病(どす) 山間(やまなか) 醜婦(みたくなし) 遇(あしら) 剩(おまけ) 規定(きまり) 俺(おら) 根本(ねつ) 横腹(よこつぱら) 歸(けえ) 蹲踞(しやが) 分明(はつきり) 撲(ぶ) 切端(きれつぱし) 披(はだ) 他(ひと) 遙(ずつ) 懊(ぢれ) 那處(あそこ) 然(そ) 燻(くすぶ) 申(さる) 徘徊(うろつ) 畢竟(つまり) 夷(なだら) 奈何(どう) 舌鼓(したうち) 行(や) 噎(おくび) 何方(どつち) 蒼生(ひと) 私(わし) 發(た) 因循(ぐづ) 土埃(ほこり) 陋劣(さもし) 機會(はずみ) 了解(のみこ) 鍛(う) 貴方(あんた) 黝黒(どすぐろ) 聽許(ゆる) 氣勢(けはい) 氣病(きやみ) 縹緻(きりやう) 生家(うち) 痙攣(ひきつ) 疫(やまひ) 補助(たし) 眇目(めつかち) 申婆(さるばあ) 膸(しん) 移轉(うつ) 無(ね) 無料(たゞ) 鐵漿(おはぐろ)
題名が同じ作品
赤痢 (新字旧仮名)/ 石川啄木 (著)