『海異記(かいいき)』
砂山を細く開いた、両方の裾が向いあって、あたかも二頭の恐しき獣の踞ったような、もうちっとで荒海へ出ようとする、路の傍に、崖に添うて、一軒漁師の小家がある。 崖はそもそも波というものの世を打ちはじめた昔から、がッきと鉄の楯を支いて、幾億尋とも …
作品に特徴的な語句
爺(じッ) 徒(でえ) 中(うら) 汝(おめえ) 寝(ねん) 打(ぶッ) 嬰児(ちのみ) 此家(こん) 寂(ひっそ) 集(すだ) 打(うっ) 片端(かたはじ) 汝(きさま) 入交(いれか) 可(いい) 汝(てめえ) 直(じき) 上(うわ) 姥(おんば) 用(い) 連(しき) 事(こた) 代(かわり) 傍(かたえ) 戦(わなな) 蒼海(わたつみ) 不可(いけね) 吐(こ) 曲(くね) 退(すさ) 大(おおき) 鼻垂(はなったら) 己(おら) 鎖(じょう) 頭(かぶり) 暗中(くらやみ) 覚(さま) 許(とこ) 正中(ただなか) 危(あやぶ) 食(あが) 御坊(おぼう) 出(いだ) 活計(なりわい) 太陽(てんとう) 装(も) 捩(よ) 明(あかる) 向(むき) 恐怖(こわ) 汁(つけ) 切(きれ) 沸(に) 冷(つめた) 瞑(ねむ) 瞬(またたき) 乾(から) 余(あまり) 傍(はた) 言(ことば) 兄哥(あにや) 背向(そがい) 結(ゆわ) 奴(やっこ) 庇(かげ) 万代(よろずよ) 上(あが) 固(かたま) 囲(い) 姉様(あねさん) 集(たか) 難有(ありがて) 支(つ) 唾(つ) 畝(あぜ) 引(ひっ) 菜(かず) 悄乎(しょ) 突貫(つきぬ) 頭(つむり) 尋(ひろ) 蹌踉(よろめ) 漁(すなど) 倒(さかさま) 紅(くれない) 縁端(えんはし) 勇(いさま) 傍(わき) 形(なり) 笑(えみ) 窘(すく) 狙(ねらい) 嬰児(あかんぼ) 暗礁(かくれいわ) 顔色(かおつき) 貰(もれ) 張(はり) 戦(いくさ) 幸福(しあわせ) 暮向(くらしむ)