“靜岡”の読み方と例文
新字:静岡
読み方割合
しづをか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此(こ)の人(ひと)ばかりには限(かぎ)らない。靜岡(しづをか)でも、三島(みしま)でも、赤帽君(あかばうくん)のそれぞれは、皆(みな)もの優(やさ)しく深切(しんせつ)であつた。——お禮(れい)を申(まを)す。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
故郷(くに)は靜岡(しづをか)の流石(さすが)に士族出(しぞくで)だけ人品(じんぴん)高尚(かうしよう)にて男振(をとこぶり)申分(ぶん)なく、才(さい)あり學(がく)あり天晴(あつぱ)れの人物(じんぶつ)、今(いま)こそ内科(ないくわ)の助手(しよしゆ)といへども行末(ゆくすゑ)の望(のぞ)みは十指(し)のさす處(ところ)なるを
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
と、發着(はつちやく)の驛(えき)を靜岡(しづをか)へ戻(もど)して繰(く)ると、「や、此奴(こいつ)は弱(よわ)つた。」思(おも)はず聲(こゑ)を出(だ)して呟(つぶや)いた。靜岡着(しづをかちやく)は午前(ごぜん)まさに四時(よじ)なのであつた。いや、串戲(じようだん)ではない。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)