“關帝”の読み方と例文
新字:関帝
読み方割合
くわんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何(なん)ぞかへつて自(みづか)ら色(いろ)に迷(まよ)ふことをなして、佗(た)の女子(ぢよし)を愛戀(あいれん)し、剩(あまつさ)へ關帝(くわんてい)の髯(ひげ)に紅(べに)を塗(ぬ)る。言語道斷(ごんごだうだん)ぢやと。既(すで)に竹(たけ)の籠(かご)を作(つく)らしめ、これに盛(も)りて江(え)の中(なか)に沈(しづ)めんとす。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
明州(みんしう)の人(ひと)、柳氏(りうし)、女(ぢよ)あり。優艷(いうえん)にして閑麗(かんれい)なり。其(そ)の女(ぢよ)、年(とし)はじめて十六。フト病(やまひ)を患(うれ)ひ、關帝(くわんてい)の祠(ほこら)に祷(いの)りて日(ひ)あらずして癒(い)ゆることを得(え)たり。よつて錦繍(きんしう)の幡(はた)を造(つく)り、更(さら)に詣(まう)でて願(ぐわん)ほどきをなす。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)