“長談”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながばなし50.0%
ながものがたり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見れば晴(はれ)渡りたる北斗の光(ひかり)晃々(ぴか/\)として襟元(えりもと)へ落る木滴(きしづく)に心付見れば桶(をけ)は側(そば)に打返して有しにぞ彌々(いよ/\)不審(ふしん)に思ひ彼方此方(かなたこなた)と見廻す中彼の重五郎は柳の小蔭(こかげ)より衝(つ)と立出小聲にてアヽ若(もし)安五郎樣私は白妙樣(しろたへさま)には遁(のが)れぬ縁の有者此の處にての長談(ながばなし)は無益なり少しも早く鞠子(まりこ)の奧の柴屋寺(しばやでら)へ御出成れて御待あれ委細(ゐさい)は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
数言(すげん)興(きよう)尽(つ)きて、遠寺(ゑんじ)の鐘(かね)一五六五更を告ぐる。夜既(すで)に曙(あ)けぬ。別(わか)れを給ふべし。こよひの長談(ながものがたり)まことに君が眠(ねむり)をさまたぐと、起(た)ちてゆくやうなりしが、かき消して見えずなりにけり。