“毒々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どく/\46.2%
どくどく46.2%
どく/″\7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
側(そば)には長大(ちやうだい)な向日葵(ひまわり)が寧(むし)ろ毒々(どく/\)しい程(ほど)一杯(ぱい)に開(ひら)いて周圍(しうゐ)に誇(ほこ)つて居(ゐ)る。草夾竹桃(くさけふちくたう)の花(はな)がもさ/\と茂(しげ)つた儘(まま)向日葵(ひまわり)の側(そば)に列(れつ)をなして居(ゐ)る
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
あざみは、なまずのいうことに、耳(みみ)をかたむけているうちに、人間(にんげん)が、自分(じぶん)を毒々(どくどく)しい、野卑(やひ)な花(はな)だといって、足(あし)げにしたことを思(おも)い出(だ)しました。
なまずとあざみの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
母親殿(おふくろどの)は頬板(ほゝツぺた)のふくれた、眦(めじり)の下(さが)つた、鼻(はな)の低(ひく)い、俗(ぞく)にさし乳(ぢゝ)といふあの毒々(どく/″\)しい左右(さいう)の胸(むね)の房(ふさ)を含(ふく)んで、何(ど)うして彼(あれ)ほど美(うつく)しく育(そだ)つたものだらうといふ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)