“文章”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんしやう29.6%
ぶんしょう29.6%
もんじょう14.8%
ぶんしよう7.4%
あや3.7%
もんしょう3.7%
コンテクスト3.7%
スチール3.7%
ブンショウ3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その文章(ぶんしやう)も如何にもすつきりと垢脱(あかぬ)けがして居て、讀んで居ては、實に氣持(きもち)の好(い)いものですが、特(とく)に氏の長所である心理描寫(しんりべうしや)といふ點に就て云へば
三作家に就ての感想 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
そうしてできあがった文章(ぶんしょう)は、ばあやによんできかせて、わかるかどうかをたしかめてから、はっぴょうするというやりかたでした。
後に保胤の弟の文章(もんじょう)博士保章の子の為政が善滋(かも)と姓の字を改めたのも同じことであって、為政は文章博士で、続本朝文粋(しょくほんちょうもんずい)の作者の一人である。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これは子規(しき)が、説明(せつめい)のわかり易(やす)いように作(つく)つて見(み)たゞけで、固(もと)より譬(たと)へにすぎません。子規(しき)のは三十一字(さんじゆういちじ)のたゞの文章(ぶんしよう)で、歌(うた)ではありません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この外種々(さまざま)色々の絢爛(きらびやか)なる中に立交(たちまじ)らひては、宮の装(よそほひ)は纔(わづか)に暁の星の光を保つに過ぎざれども、彼の色の白さは如何(いか)なる美(うつくし)き染色(そめいろ)をも奪ひて、彼の整へる面(おもて)は如何なる麗(うるはし)き織物よりも文章(あや)ありて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
親の因果が子に報(むく)いじゃア……エエカナア……。アハハハハハハハ。白骨の御文章(もんしょう)ではない。投げ銭(ぜに)も放り銭も要(い)らぬ。現代科学の中(うち)でも最新、最鋭の精神科学の講義だ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
なぜなら散文は一句が独立した効果をあらわすことはなく、必ず前後の文章(コンテクスト)に複雑な関係を残しているから。私は今、芭蕉(ばしょう)の句に就てこれを説明しよう。
現代の日本文壇は人生の為めなる口実の下に全く文学的製作の一要素たる文章(スチール)の問題を除外してしまつた後なので、自分が今更斯の如き論議を提出するの愚を笑ふかも知れぬ。
谷崎潤一郎氏の作品 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ヨキ文章(ブンショウ)ユエ、若(ワカ)キ真実(シンジツ)ノ読者(ドクシャ)、スナワチ立(タ)チテ、君(キミ)ガタメ、マコト乾杯(カンパイ)、痛(イタ)イッ! ト飛(ト)ビアガルホドノアツキ握手(アクシュ)。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)