“立交”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たちまじ81.8%
たちかは9.1%
たちまじら9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下界(げかい)の物(もの)としては餘(あま)り靈妙(いみ)じい! あゝ、あの姫(ひめ)が餘(よ)の女共(をんなども)に立交(たちまじ)らうてゐるのは、雪(ゆき)はづかしい白鳩(しらはと)が鴉(からす)の群(むれ)に降(お)りたやう。
黒縮緬(くろちりめん)の一(ひと)ツ紋(もん)の羽織(はおり)を着(き)て足袋(たび)跣足(はだし)、男(をとこ)は盲縞(めくらじま)の腹掛(はらがけ)、股引(もゝひき)、彩(いろどり)ある七福神(しちふくじん)の模樣(もやう)を織(お)りたる丈長(たけなが)き刺子(さしこ)を着(き)たり。これは素跣足(すはだし)、入交(いりちが)ひになり、引違(ひきちが)ひ、立交(たちかは)りて二人(ふたり)とも傍目(わきめ)も觸(ふ)らず。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あまりに酒(さけ)を飮(の)んで酒(さけ)のために鼻(はな)の赤(あか)くなつた獨逸(ドイツ)の陸軍士官(りくぐんしくわん)や、其他(そのほか)美人(びじん)の標本(へうほん)ともいふ可(べ)き伊太利(イタリー)の女俳優(をんなはいゆう)や、色(いろ)の無暗(むやみ)に黒(くろ)い印度(インド)邊(へん)の大富豪(おほがねもち)の船客等(せんきやくら)の間(あひだ)に立交(たちまじら)つて