“戲(ざ)” の例文
新字:戯
古(ふる)いも新(あた)らしいも、愚老(ぐらう)は洒落(しやれ)なんぞを申(まを)すことは嫌(きら)ひでございます。江戸(えど)つ子(こ)のよくやります、洒落(しやれ)とかいふ言葉(ことば)の戲(ざ)れ遊(あそ)びは、厭(いや)でございます。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
煙草(たばこ)を買(か)ひながら聞(き)くと、土地(とち)に數(かず)の多(おほ)い犬(いぬ)が、俥(くるま)に吠附(ほえつ)き戲(ざ)れかゝるのを追拂(おひはら)ふためださうである。駄菓子屋(だぐわしや)の縁臺(えんだい)にも、船宿(ふなやど)の軒下(のきした)にも、蒲燒屋(かばやきや)の土間(どま)にも成程(なるほど)居(ゐ)たが。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
戲(ざ)ればみを。尾羽(をば)身(み)がろさのともすれば
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)